新3回生短距離メニュー板

過去ログ10 2011/4/1 11:17

▼清水
加速〜 A
技術的なことは口出しできませんが…

加速走を一人ずつ走りたいというのは大賛成。タイムが不正確になるし、隣の人を意識して走る練習じゃないと思うし。

加速距離は難しい問題だけど、最大スピードを反映していなくても10m加速の加速走として自分の中での比較対象にはなるね。

あと、一般的なことだけど、短距離は選手がタイム取りを手伝うという発想はないのだろうか。加速走やるにしても一人ずつ走って、タイム取って帰ってくるみたいなループにしたら人手には困らないはず。選手が取るから、取る人が変わるからタイムにばらつきが出る、という意見もあるかもしれないけど、そもそもそんなに気にするほどの誤差なのか?マネさんに対して選手はたくさんいるのだからそのくらいはすればいいと思うのだが。

ちょっと話がそれてしまった。
4/1(金)11:17

▼長谷川
加速〜
加速ドリル
参考:http://www10.plala.or.jp/azzurri/sprint/training_item/maximum_speed.html

最大スピードまで加速する「加速区間」+ その最大スピードを維持する「スピード維持(等速)区間」という構成。
各区間の距離設定によってバリエーションができる。 例(m略):40+20、60+20、70+30、150+50
主目的は加速技術の習得。だからドリルすなわち技術練。
スピード維持区間はあくまで最大スピードに到達しているか確認するためにあり、よってスピード維持区間のタイムを計測する。
ただスピード維持技術も同時に養成するに越したことはないので、スピード維持区間ではリラックスを心がけ、95〜100%の感覚でほぼ最大スピードを出す。
雷管を使ってレースに近い形で行うとより効果的なトレーニングになる。
加速区間が70や150と長いものは200や400の加速を想定するのに使える。また、体力向上からスピード練中心に移行していく専門鍛錬期〜試合準備期(3月くらい)のメニューに適し、短短もして損はない。

加速走
10m程度の助走区間を設け、30〜100mを走る。最大スピードへと短時間で引き上げるのが主目的。
また最大スピード下でのフォーム制御も大切。だから上のドリルと目的はそう変わらない。
ただたった10mで最大スピードまで持って行けるわけがないので、計ったタイムが純粋に最大スピードを反映しているとは言えないのではないだろうか?
自分はこのメニューは4継第2〜4走者のため(専用)のメニューと思っているんやけど、どうやろう?

SD付き加速走
※個人的解釈です
同じ最大スピードを出す練習であるSDと加速走を一まとめにしたメニュー。
それぞれを別のメニューとして行うより時間が省ける。
のかもしれんけど、自分は別々にやりたい。
理由は、上記のように10m助走の加速走に疑問がある、加速ドリルの方がいい(一般に加速ドリルと加速走が峻別されているかは分からんけど)と思ってるからと、純粋にSDだけをやりたいから。30,50,80とこれまでのタイムの蓄積もあるし、短短と比べたい。
また、上の3つの加速練習に共通する問題やけど、複数人で走ったら2番手以降のタイムがより不正確になる。ただでさえ最高スピードで正確な計時は困難なのに。
もう1人ずつ走ったらいいと思ってる。春合宿のとき同志社がそうしてた。いずれにせよrestはしっかりとるべき質の高い練習なんやし。
マネさんは大変かもしれんけど‥
4/1(金)11:16

▼眞武
SD(短短)B
D今後
自分は30,50,80mのメニューに不満はないのだが、週1しかスタブロに触れないというのはちょっと少なすぎると思う。
練習すれば誰でも劇的にスタート上手くなるのかというとそうでもないが、やはり短距離のレースで必ず使う物だから、使いこむことに超したことはない。技術練練習でもあるしね。
長谷川と同様に自分も週2回くらいにしたらいいと思う。例えば・・・
T月:SD30×4、50×3、80×2
 水:SD30×3、50×1 + 快調走200m×2(R=15分)
U月:SD30×3、50×2、80×1
 水:加速SD50m×3、100m×1、2 (10m前からSDでスタート)
V月:SD
 金:SD30×3、50×1 +テンポ走200m×3
とか。
高校でのメニューをいじったものだが、きちんと体が整った状態で快調走とかテンポ走できるのでかなりいい体勢で走れると思う。ただ、負担もただのテンポとかと比べて大きくなるので中練、強練専用かなあ?

E終わりに
技術面大分細かく書いてしまったけど、一気にするのは大分難しいはず。走ってるフォームなんて人それぞれだし、とやかく口出ししてもしょうがないしね。もし参考になったら幸いっす。もしSDを増やすとなるとマネさんにもご迷惑をかけることになるだろう。SD、快調走と連続でやるとマネさん振り回すことになるし、SDってサポートする人スターターとタイム取りの2人必要だし。だから自分らでマネさんの手伝いするのは賛成。というか僕らも高校までは雷管自分で撃ってただろう。


参考文献:陸上競技クリニックvol.8 「スタートダッシュ攻略法」 、 俺
4/1(金)11:15

▼眞武
SD(短短)A
Bセット
”On your marks ,,,,,, Set”のときの足の力、体の向き、どの程度ケツを上げるのかいろいろ考えたことがあるだろうか。
まあ個人差はあるからまずスタート形式から見て、そこからSetに関して見ていくことにする。
大体スタート形式は3パターン。
T伸びあがり式
ケツを適度に下げたセットポジションから重心位置をまっすぐ押し出す。
U倒れこみ式
ケツの高い位置から前方に倒れる力を使って重心を移動させていく。
V中間式
適度にケツを上げ、前方に倒れる力と重心を押し出す力両方を合わせて重心を押し出す。伸びあがり式と倒れこみ式を混ぜた感じ。

本人の体幹、クセに合った体勢が望ましい。ちなみに自分は伸びあがり式:倒れこみ式=7:3くらい。

スタイルを把握したらブロックのセットに入るが、これはもう感覚の問題。ブロックの配置が自分に合ってるなあと思ったらそれでいい。ただ、冬練とかで数カ月SDしてなかったら、形とかも変わっているはずなのでもう一度配置考え直してみてもいいかも。
肝心のセットだが、大事なのは
T前足を中心として、スタートしたときに力を発揮するのと同じ方向へ70〜80%くらいの力がすでにかかってること。とはいっても、メニューにおいては自分で実感はまず出来ない。試しにSetだけやってみて、足に力あるなと思えばいいと思う。
U体重を両腕にのせすぎないこと。
Vケツを上げすぎないこと。
の3つかな。みんも気をつけてることだとは思うが、冬練明けでシーズン入りの季節。以外とSD熟練度も落ちてるだろうし、もう一度確認してみよう。

(※変にSDスタイルを変えるとそこからの動き全てに影響がでてくるので、新スタイルは狙ってる試合の1ヶ月前くらいには作っとくべき。)

C加速局面
2次加速とかMAXスピードに関しては、土でのレぺ、タータンでの加速走でも練習できるが、1次加速だけはスタブロ使わないとなかなかやりづらいだろう。
しかも、短距離レースの要だし、おろそかにできない。もう少し磨ける余地がありそうだ。
「加速に合った前傾姿勢をとり、最も地面に力を加えられる重心の高さを保ち、接地する」と本には書いてるが、絶対意識してできるものじゃあないな・・・・前傾ドリルや流しのときに重心を意識して走り、実際のSDではその接地感覚に素早く体を持っていけるようになり「前傾状態で、とても加速できてるなという感覚を大事にする」くらいでいいと思う。


もうちょっとだけ続くんじゃ。
4/1(金)11:14

▼眞武
SD(短短)
ちょっと短長と違うかも。基本100,200用の説明です。(一部自己流が入ってるので注意。)

SD,いわゆるスタートダッシュ。

普段は30,50,80mで大体3〜5、2〜3、1〜2本でやってる。主に月曜。
中には別の日の軽い練習の後に足合わせとかしている人もいる。

@うまいスタートについて
30m、50mやけに速いやついるよね。(例:西村)
そりゃあここで一気に距離空けられたら80mでも追いつけない。でも、100m、200mってそんなSD50m速ければ絶対勝てるのかって、んなわけない。
そこで、大事なのは上手く次の加速に結び付くスタート。50からも加速していける形が好ましい。
200m、400mとかだと、加速に力入れすぎると体力消費して後々苦しいことになる。そこんとこの対策が大事。

Aイメージ
いつもの長さに関してだと大体長谷川と被るんだが、ギアチェンジを意識する。
30m:初速(反応、初めの2、3歩)→1次加速(4、5歩から。前傾状態での走り。)
50m:30m→1次加速完了+起き上がり(体を上げて行くうえでブレない。大体起き上がり終了時点で50m前後)
80m:初速→1次加速→起き上がり+2次加速(起き上がった状態での走り。65,70m位で最高速度になるように)→MAX
といっても、実際って競うからそう簡単にイメージ通りにはいかない。走る前にしっかりと思いだしとくことが大事。
ブロック合わせとか出走直前にしとくといいかもね。
(※実際の試合でいろいろ考えてたりすると絶対に失敗するのでこのイメージの走りを無意識レベルで出せるようになるくらい慣れておく必要がある。)

いつもイメージしてメニューしないとなかなかSDは上達しないと思う。

続く。
4/1(金)11:13

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