Name 長谷川
日本陸連が出してる現行の規則(の運用)を見ると、どうやら
・靴は原則として既製品(市販品)。その他(カスタム品や開発中製品)ならWAの承認が必要
・インソールは取り外し可能なこと
てある。プチプチ入れるだけなら違反にはならないんちゃうかな
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202205/11_142102.pdfてかIAAFって2019にWA(World Athletics)に改称されてんやな、知らんかった
厚底スパイクが今後変わるのかパット読みわからんかったけど、規制が必要かの判断ラインは規則にまとめられてる下記に尽きるように思う。特に1.2.3
1.2 本規程は特定の制限を加えたり要件を損なったりすることなく、以下の原則の均衡を保つことを目指している。
1.2.1 陸上競技のスポーツにおける公平性。
1.2.2 高度な肉体的、精神的要求が課せられている競技者の健康と安全(怪我の防止を含む)を担保する措置。
1.2.3 陸上競技でのパフォーマンス(記録を含む)は、競技用靴のテクノロジーに対する人間の努力の優位性と、その進歩(例:意味のある競技を可能にする進歩)によって達成される。
1.2.4 競技者が高品質、革新的、一流の競技用靴で競技することを望んでいるとの認識。
努力した選手がいい靴を入手した凡人に負けることがあれば規制しなければならない。そして規制の範囲の中でまたいい靴を作っていくことになる。
この手の話は水泳のレーザーレーサーの印象が強い。レーザーレーサーの生地(製法)は北京五輪の記録ラッシュの後で禁止になった。15年近く経つなかで、ぼちぼち当時打ち立てられた記録も破られつつあるとか。その水着は禁止になったけど、その理論は後の泳法に取り入れられたらしい。
厚底シューズが仮に禁止になっても、その後のフォームとかトレーニング理論は生身で同じ走りを追求していくことになるやろう。相撲でもとって踵の皮厚くすんのかな