Name 長谷川
年の瀬
○新国立競技場こけら落とし
イベントでオリパラ男女混合6×200mリレーが行われ、ボルトが200m走ったことで注目を集めた。桐生、飯塚、多田その他国内トップもたくさん走っていたけど、寒い中みな流し程度、タータンの感触を確かめる感じで競ることもなく、盛り上がりは今一つ(しょうがない)。ボルトも一回り大きくなり、25秒前後のラップか。
それはさておき、競技場には大量の国産木材が全国から集められて見せられており、その点も注目して観戦してもらえたらなーなんて思ったり。
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00795/・正直な話をすると、義足や義手のパラランナーの走りを観戦したいと、感覚的にどうしても思えない。何故か考えてみると、オリンピック観戦が楽しい理由の根源は、@自然な美しさやA超人による努力の境地への感服にあるからだと思う。@整形美人もいいと思うけど、個人的に(恐らく世間的に同感してくれる人も多いと思ってるけど)拒否反応があるのは、顔にメスや注射を入れてるとこを想像してしまうからやと思う。痛そう。パラ選手の走りにはそんな「痛み」を想像してしまうフォームが多い。義手・義足が本当の体の一部になったような、「自然な」(って何だろう?とも思うけど)フォームとなったとき、見たいと思えるのかもしれない。Aどうしても障がい者スポーツの競技人口は少ないし、技術のスゴみが伝わってこない。分かりやすいのは、テクノロジーの妙も取り込んで健常者を凌駕すること、「障がい」の克服。それさえあれば、見たいと思えると思うし、そんな時代が早く来てほしい。ピストリウスの再来に期待。
○関ジャニ村上×桐生対談
今朝7時から特集番組があった。たぶんこんな番組が既にたくさんあって(前も山西くんのインタビューとかあったらしいしカバーしきれないや)これからもっと増えていくんやろう。個人的に面白かった点を書いておこう。
・強みは昔から「フラット接地」。それを確認するために基本となっている練習が緩傾斜の登り坂ダッシュ。取材時は3本×4セット(R=7')、8割の力で。フラット接地確かめるなら平地の方がええんちゃうの?という疑問は残るけど、その辺も感覚なんかね。
・練習中は桐生セレクトの音楽をスピーカーで流すとのこと。黙々と走るより楽しくていいかもね(好みの問題か)。なんかアメリカ・カリブっぽい。runner流してた(笑)
・思えば洛南高校で10.01出してからPBは0.03の更新、そんな記録には表れない成長を安定感的な意味で桐生はしてるんやと思うけど、東京オリンピックで確実な成長を結果として示してくれるやろうか?とか観戦者として思うけど、桐生はそんな考えてないから気にしてなさそう。
・最近になって朝ごはんを食べ始めたらしい。栄養士のアドバイスは面倒だから3日で辞めた。自由にやることが彼にとっては大切なんやろう。
・今年になって技術として顕在化してきたピンなしスパイクを使うとのこと。フラット接地との相性がいい。
https://www.jiji.com/sp/v4?id=201907taspike0001・何より、関西弁丸出しの村上と対談してなぜ標準語なのかが気になってしょうがなかった。桐生の染まりやすさ(場当たり感)の現れではないか、関西人の誇りはないのか。なんだこのサンデーモーニングのコメンテーターのような難癖は(笑)。桐生は嫌いではないけど、にじみ出る人柄でいったらやっぱ山縣、あと飯塚、多田あたりを応援したいと思うところ。
○今年と来年の抱負
先日山瀬先輩・のりよ夫人に会わせていただいたとき(その節は大変お世話になりましたm(_ _)m)、聞いた話、山西くんの応援に札幌に行く計画中とのこと。当方恥ずかしながら何も考えてなかったところ、行こうかな、行かないわけにいかないかななんて思ったりもする一方、七大大阪遠征もあるわけで、考え中。どうしても登山とセットで考えざるを得ない。
何にせよ、明日から強風のなか丹沢山地に入るので、そこから無事に帰ってくることから、良いスタートを切りたいものである(武者震い)。
いつもながら下手な長文書きましたが、要約すると皆さま良いお年を、来年もよろしくということです。ではでは。