Name 長谷川
気づいたら東大戦終わってた
そろそろ東大戦の季節かと思ってたら、終わってた
100m吉田くん、鳴り物入りで入部したけどずっとケガで一回退部したけど、復活してのCBは七大に続いて胸熱でしょう
一方、男子両リレー負けちゃったのは残念
メール探したら、ついでに桂さん記載の参考情報がびっくりやったので無断転載
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2017年にナイキ社が厚底ランニングシューズを発売し、一気に普及した。他の海外メーカー、アシックス、美津濃等の国内
メーカーも追随し、瞬く間に主流となり、箱根駅伝でも殆ど全選手が厚底を履く程に普及した。マラソン、駅伝等の記録向上
に大きく貢献したことは皆さん知っての通りだと思う。特に2021年2月のびわ湖毎日マラソンでは、2.04.56の日本新記録はじ
め、6分台4名、7分台9名、8分台13名、9分台14名と42名が2時間10分を切ったのは厚底シューズ効果と言われた。
これに続いて短距離用のスパイクシューズについても厚底化が進んでいる。これも同じくナイキ社が開発したものである。
日本では知られていなかったが、昨年の東京オリンピック男子100m決勝に出場した選手全員が履いていたとのことである。
ナイキ社は昨年夏以降日本でのプロモーションを開始し、昨年の今頃は未だ殆ど知られておらず、全くと言っていい程普及し
ていなかった。ナイキ社は普及を目指して、他社のスパイクシューズよりも安い価格設定により普及を目指したようである。
国内のメーカーを含むその他のメーカーも開発に力を入れているようである。
今回の日本ICを見て驚いた。ナイキ社の代表的なブランドカラーは鮮やかな黄色である。今回の日本ICでは黄色いスパイク
を履いている選手が多くいた。双眼鏡で選手のスパイクを見た。黄色では無いが、厚底と思われるスパイクを使用している選
手が沢山いた。今回男子100m出場選手の資格記録を見ると、10”1台2名、10”2台5名、10”3台30名とこれ迄に無いレベルで
あることも厚底スパイク使用の恩恵を受けていると言えるかも知れない。
ちなみに、日本ICの時に4×100リレー2走の吉田君(4)に京大で厚底スパイクを
履いている選手はいるのか?と聞いてみた。「今回のリレーメンバー全員、厚底
を履いてます」との答に驚いた。関西ICで予選落ちした両リレー。京都選手権で
日本IC標準記録を上回り、日本IC出場を決めたのも厚底のお陰かとも思った。
添付した写真は昨年、田島記念陸上女子100mで、東京五輪代表の青山華依(甲南大)を破って優勝した君島愛梨沙(土木管理
総合試験所)が履いていたスパイク。彼女は山口県出身で小学生時代からずっと田島記念陸上に出場してきた選手である。
レース後、山口県陸連の人に貴賓室呼ばれてスパイクを見せに来た。彼女は日体大時代の記録(11”79)を5年間更新出来ずにい
て、引退を考えていた時に厚底スパイクに出会ったとの事。スタートダッシュでは違和感は今もあるが、中盤以降の加速は従
来のスパイクよりいい感じ。夏前から履き始めて秋に5年振りに自己新が出た。今日更にそれを更新する11”51が出るなんて春
の自分からは信じられない。慣れるまで時間はかかるが、慣れればいいスパイクと思える。と語ってくれた。