家庭科室

▼過去ログ137
2015/3/21 22:01

★若郷 悠太
(己の物言いに返ってきた答えは普通に考えれば至極当然のもので、ぽかんと双眸を瞬かせながらティッシュ箱を取りに行く姿を目で追うも次の瞬間、いい大人がどこかしょんぼりとした空気を全身から漂わせ)だよな、…さんきゅ。せめてもうちょっと笑顔で手当してくれると嬉しいんだけども(手当にはおとなしく従いつつも、やはり職業柄なんとなくではあるが手当されることに落ち着かない部分はあるのか、口は閉じぬまま相手の肩をポンと軽く叩き)
3/21 22:01

★榊・ハトホル・恵寿
心配だから心配しているんです。(まるで揶揄するかの如き言い分に対し聊か厳しさを含めた声音で答えれば、ティッシュを探す相手を手で制し己が立ちあがると、何度か来た家庭科室ゆえに大体の場所は把握しており。家庭科教師が使用する机の中に目的のものがあったことを思い出しては少し離れたそこに向かって歩き出し。装丁通りに発見したティッシュ箱を手に相手の傍らに歩みを進めては、未だ険しい顔つきで数枚のティッシュを取り出すと了承を得る事無く負傷した方の手首を柔と掴み持ち上げ、数か所から滲んでいる血液を優しくふき取り)生徒だろうと教師だろうと…大した傷だろうと…心配は心配です。
3/21 21:46

★若郷 悠太
いやそれは全然気にしてないんだけども、刺さるのに慣れて血が出てるのに気付かなかった。…また心配性だな、こりゃ生徒たちが榊先生の事を慕う気もちがよく分かるわ(ハの字になる眉尻に気づいてはそちらで驚いたわけではないのだと首を横へゆったりと振ってみせ。普段は心配する立場であるがゆえに妙な照れ臭さを感じてはそれをごまかすような台詞を吐きつつ、次いでどこか申し訳無さそうな表情でティッシュはあったかとあたりを見渡そうか)中断させてしまって申し訳ないな、どっかにティッシュ箱は…
3/21 21:39

★榊・ハトホル・恵寿
(あれこれと語る声は確かに聞き入れながらも、確かに然したる傷では無いと見受けるが血の赤が視界に映れば其れを気付かぬふりは出来ず。相手が描いたボールの絵は確かに嬉しいものではあるが、それよりもまずは、相手の指先の刺し傷が気がかりでしかたなく、思わず触れてしまった手首に驚きを露にする眼前の同僚に対し、眉を下げつつ言の葉を紡ぎ出し)…いきなり触れて申し訳ありません。ですが、大した傷でないにしろ…ちゃんと手当てしましょう。
3/21 21:26

★若郷 悠太
本当に毎日やってたんだな、これは…出来栄え云々はまだ分からないにしても努力賞は間違いなく先生のもんだわ。あ、ちょっとまった。(どこまでも堅実に思えるその性格に感心の色を表情ににじませて。時折相手の手元をちらと見やり作業を進めていたがフと何かを思いついたのか、端布の中から黄色の物を一枚引き抜いてきて。それを丸い形に切り抜いた後油性の細いペンで丁寧にバスケットボールの模様を描き入れては、相手のタオルの上へポンと置いて)これ、使えるか?ここで糸を使って模様を作ってあげようか…と言えない事が残念だけども。それか自分で上から糸で…―ん?ああ、本当だ。これくらい大丈夫だよ(いらぬ世話だったかと項を掻きつつ次いで料理の話に口を開こうとするも触れた掌に手を止めて、指摘された指先を見遣っては此方も気づかなかったのか双眸を丸くさせ)
3/21 21:17

★榊・ハトホル・恵寿
流石に毎日やっていれば、慣れた動作になります。(相手への賛辞に照れたように微笑みを浮かべれば、相手と同じように一度針山に刺して糸切り鋏で十分な長さを取った針を切り。相手のようにアップリケを用意しているわけでは無い故に、適当に見繕った使い古しのタオルを手に取ると半分に折り、雑巾に丁度良い長さにそろえると留め針で一定の範囲を設けそこに針を通して行き。初めの頃に比べればましになった手つきであれこれと作業をしながら、料理の話をしていれば指の腹に針を刺している相手の動向に気付き双眸を開くと、急いで其の手首に手を伸ばし)まるっきりできませんよ。…っと、先生、血が出てるじゃないですか。
3/21 20:59


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