ニール・ディランディ
一週間なんて、あっと言う間だ。
待つ事は一つも苦にはならないんだぜ?

お前は、必ず生きて還って来る。
そう、信じてる。実際、期待を裏切られた験しも無いしなぁ?
これは、確信。
疑う余地もねぇ。それくらい、俺達が重ねて来た時間は無駄じゃないって事だ。

桜の花が咲く季節にお前と出逢って、四季を巡り…来年になれば、四度目の春。
また一緒に、お前のバースデーを祝わせてくれ。

俺の家族にも挨拶は済ませたし、今度は式の事も考えなくちゃならないだろ?
忙しくなりそうだ…幸せ過ぎて、うっかりヘマやらかさない様に気を付けなけりゃなぁ?

ソラン、今お前を直接温めてやる事は出来ないが、還って来たらまた……おっと、こっから先はレベル7の領域だった。
お前にだけ、伝えさせて貰う。

――…待ってるから、どうか無事で。

俺の、最愛のパートナーへ。
ロックオン・ストラトス
俺達は、ずっと上手くやって来た。

―…そう、思ってたのは…俺だけなのか?

何がお前を駆り立てる?
今までの儘じゃ駄目なのかよ…

俺には、お前が解らない。
恐怖すら感じてる…こんな筈じゃあなかったのに、何処で道を違えたんだ…

交わる事も、離れる事もない並行ラインだからこそ、俺達の均衡は保たれてたんじゃないのか…それを何故今になって?

―…どうして…

お前だけは、失いたくないのに。

どうすれば、答えられるっていうんだよ…お前に、体裁を整えただけの欺瞞なんて通用しないだろ?

俺は…どうすれば…
ニール・ディランディ
言葉を綴る事に未だに迷っちまうんだが…――まぁ、大目に見ろよ?

久し振りの感覚も多くて思い出せた事も多々ある。
特定のお相手さんとこんなにも長く対話が出来るのも本当久し振りなもんでさ…ほら、言ってあると思うけどよ?結構俺は独り善がりな人間だからさ?分かってくれていると思いますがね?

って、話が脱線しかけてしまったな。
お前さんは今、どう答えを出そうとしているのだろうな…?
お前さんの言葉を受け止めて、正直言えばかなり戸惑ったし悲しかった気持ちもある。
けどな、別に怒りやらは感じなかったんだよ。俺が悪いとも思ったんだし?
改めて時間が経過して、一人考えては自問自答する。そして思うんだ。
「俺はアンタのために何が出来るんだろう」ってな?

いいじゃねぇか?俺はお前さんの全てを受け止めたいんだ。良い悪いあるのも人間だからだろう?
何が正しいか悪いかなんて人それぞれだ。億千の数の人々がいるんだ。様々な思考の奴等だって沢山居るだろう?
全てが味方ではないが、全てが敵ではないんだ。既に俺はお前さんの味方になりたいと思っているがね?

……答えは見えたか?なんて、お前さんが此処を見るか分からないし、綺麗事や甘い事を言っていると思われているかもしれねぇし、最悪の結末も覚悟している。
けど、お前さんの言葉が来るまでは…俺は待っているぜ?だって、俺はお前さんの帰るべき場所でありたいんだからな?

俺は勿論代理だぜ?相変わらず支離滅裂で甘い事ばかり言ってるって呆れるなよ?
ソラン・イブラヒム
悩んだり、不安に思ったりするのはアンタだけではない。

俺も…、出逢った頃よりも月日が経つにつれレスペースが落ちてしまっていることや、端末の不具合とは云え…多々通信事故を繰り返していることから…愛想を尽かされてしまうのではないかと……一括の不安は拭えずにいる…のが、本心だ。

だが、変わらず接し常に優しく傍に居てくれるアンタのお陰で…時折不安は緩和される。
縋っているのは、俺の方…なんだ。

これからも……パートナーとして隣に、居たい。居させて欲しい。


沢山…愛し、てくれて…愛させてくれて……有難う。
アンタの想いを伝えてくれて、有難う。

大好き、だ………それ以上の言葉は…アンタに直接伝える。ホテル…だと、いつになるか分からない、から…車に着いた時にでも…な。


今はまだ一緒に夜の雪道を歩いている俺の大切な掛け替えのないただ一人のパートナーへ。

これからも、よろしく頼む。
刹那・F・セイエイ
……書こうと思ったけど、どのような言葉を書けばいいのか悩んでしまった。

……あっという間に一ヶ月が経過した。だが、長いのか短いのか分からない感覚だと思う。

与えられたモノは沢山なんだ。
感情も様々…――思い出せた事も、新しい事も…沢山。
与えられる日々は新鮮で…だけど温かい。

もっと、と思う事が沢山あるんだ。だけど、言葉に出来ない…あり過ぎて、上手く言葉に出来ない。

正直に言えば怖い時がある。久し振りの感情が多くて、不安になってしまう。幸せ過ぎて怖いとも思う。
だけど、与えられる言葉と温もりは…嘘ではないから。
信じている。心の奥底にあるのは、信頼なんだ。

たった一人の…そのままの相手が好きなんだ。
あの時に無意識に惹かれて…勇気が持てなくて遠回りをしてしまった。
勇気を出せて、再会して…今の日々が本当に…――幸せなんだ。

今のペースでゆっくりと…お互いが無理をしないように。
此処ではちゃんと…相手に伝えたい。

『奇跡』と『タイミング』で再会出来た……一言がきっかけで対話を始めて、あの時に無意識に惹かれていた……アイスの話題の相手。
ニール・ディランディ、此れからもよろしくお願いする。

………時間帯は気にしないで…ちゃんと今から休むからな?