奴の墓の前に着いた。ここは静かで、考え事をするのにはうってつけの場所だ。と言っては墓地の住人には失礼か?

結局5日前の一件は俺の最悪に達の悪い夢を見たことによる奇行、ということになっているが…どうしても彼女の声が脳に付いて離れない。

果たしてエルザとは何者だったのか…


 


やはり、わからん。考え事はここまでにして、雑念を消して奴の墓に敬礼をする。


バタバタバタ....


ヘリの音だ…オタコンの奴、何かわかったのか?

しかし、ヘリに来られたんじゃあ墓地の住人もうるさくてたまらないだろう…


「オタコン、死者が目を覚ますぞ」


 

「スネーク、急いでくれ。」


 


 

「懐かしい顔がお待ちだ」
(W53CA/au)