家庭科室

▼過去ログ140
2015/3/22 2:03

★若郷 悠太
(相手の様子に何故か拍手を送る此方が達成感に満ちた表情になり。使い終わった道具を裁縫セットへ仕舞いながら話に耳を傾けていたが、最後になるに連れ照れ臭さがまさってきたのか"あー"と意味もない音を零しながら、やりすごすよう絆創膏が巻かれた指で米神を軽く掻いて)いやまあ、そちらさんがそれでいいって言うなら。しかしなんというか…先生はまっすぐだな、勿論いい意味で。ん、さんきゅ。せっかくだからお互いの作った雑巾、使う予定を決めてないなら交換するか?(今度は己に送られる拍手に片方の口角を僅かに上げて、次いで仕舞われる寸前で机をトンとノックし待ったを掛けては、己の作ったものとを指さしながら提案を投げかけて)
3/22 2:03

★榊・ハトホル・恵寿
(己の雑巾が完成した事に拍手を与えられて童心に帰ったかの如く嬉しさを噛み締めていると、先程貰ったアップリケを手に持ち其れを何に縫い付けようかと思案しているところへ掛けられた言葉に首を軽く左右に振り)確かに、店で購入する事も出来るとは思いますがオレは此れが良いです。既製品と違って、世界に一つしかないじゃないですか。(手にした其れを重宝する理由を相手に述べれば、出来上がった雑巾の上に間に挟み無くさないようにと裁縫道具の中に収め。そうこうしている間に相手も雑巾を完成させたのを見れば、己の作ったものよりも幾分か見栄え良く見えるそれに拍手を送り)お疲れ様です、若郷先生。
3/22 1:43

★若郷 悠太
だな、そう感じるのに大人も子供も年齢は関係ないわけだ。それに一人じゃないっていうのがいい(相手の例えに視線は手元へと向けられたまま同意するよう何度か首を縦にふるも、向かい側からパチンという小さな音が聞こえてきた所でぴたと手を止め顔をあげ。広げられた雑巾は完成したようで、針を置き小さな拍手を送った後再び己も最後の数センチを縫い上げるべく一度肩をぐるりと回し気合を入れて)おめでとう、いい感じに出来上がってる。あー…でも使うのがもったいないな。ん?いや、それはいいけど店にいったらもっとちゃんとしたのがあると思うぞ(要望には断る理由が無いものの、自身が簡単に作ってしまったものであるため余り強くはおすすめできず。そんなやりとりの中相手に数分遅れこちらも完成したのか、針山へ針を戻した後ぴっと広げてみせて)
3/22 1:35

★榊・ハトホル・恵寿
ええ、やはりできるようになるのは楽しいです。解けなかった問題が解けるようになったような…できなかったプレーができる様になるような…そんな高揚感を感じます。(漸く全体を囲う様に縫い終え、最後のクロスも聊か不恰好ではあるものの、其処まで見栄えが悪いものでは無く。最難関の玉止めを如何にかこうにか、何度か失敗しつつ下手ながらに仕上げると糸切狭でほんの僅かばかり残った針からの糸を切り落とせば、両手で完成した雑巾を広げ。何とか仕上げた雑巾の出来栄えを眺めつつほっと呼気を漏らしつつ呟きを落とし。ふと、机の上に先程相手が作り渡してくれた手書きのバスケットボールのアップリケを取り上げると、暫し思案した後にまだ作業中の相手へと視線を向け)……出来た…。――若郷先生。このアップリケ、雑巾に縫い付けるのは勿体ないので、別の物につかってもいいですか?
3/22 1:14

★若郷 悠太
あー…そこはお互いに、まあ出来る今となっちゃ遠い過去のようだけど。こうやって苦手なことが一つ一つできるようになるのは、気持ちいいもんだな(作業へ集中している分声は自然とぼそぼそとした音量になり。初めと比べ針が布を突き刺すスピードが遅くなったのは、余程怪我をしないようにという意識が強いためか。同時に今まで怪我に関しそれ程気にせず縫っていたことを再確認させられたのか、指先の絆創膏にチラと視線をやりながら最後のななめ掛けを縫い上げていき)コツなぁ、…ん、やっぱり問題はそこか。糸通しみたいに簡単に出来る道具があればいいんだけども。(相槌を打ちながら一度視線を相手の手元へと向けて、己より数歩先をゆく進度に恐らく仕上がるのは相手が先であろうとそんな考えをぽつんと浮かべながらラストスパートをかけて)
3/22 1:07

★榊・ハトホル・恵寿
出来ませんでしたよ、本当に。それこそ。針穴に糸を通すのに難儀していたのは御存じでしょう?(相手の賛辞と共に告げられた言葉に軽く肩をすくめれると、受けた疑問に対し首を左右に振ってそれを否定し。一度手を止め相手からもらい受けた珈琲に手を伸ばしストローをくわえ、数回喉を上下させると一度途切れた集中力が回復したのか再びチクチクと地道な作業に戻り。暫しの間手を動かすことに集中しつつ、真っ直ぐにクロスを描けているか確認しながら直に縫い終わる分、気を抜かないように真剣なまなざしで針の先を見据え手を動かし)毎日毎日やってましたから、ある程度はコツみたいなのがつかめてきたのかもしれません。ただ、縫う事に関してだけで、玉結びと言う最難関が待ち構えていますが。
3/22 0:44


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