5 無名さん
終戦間近の太平洋戦争は完全に連合国側の勝利で終わろうとしていた。アメリカは本格的に沖縄上陸を開始。日本軍側はもはやろくな戦力はなく、世界最強の連合艦隊も大和を始め数隻が残るのみ それを動かすエネルギーもない。大本営はついに史上初となる艦隊の特攻作戦に撃って出るが、その巨艦がうら目に出て早々と偵察機に発見される。無数の爆撃機が大和艦隊を襲う。激しい戦闘のあと大和は7000mの火柱を上げ九州南方にて轟沈。沖縄に残る日本軍と住民は完全に支援を失った。
日本軍は住民のうち男を兵として徴用する。少年少女も学徒兵として徴員。ともに戦った。
戦局がますます厳しくなると日本軍は追い詰められる。次第に破滅的になって行く。
住民に手榴弾や銃を持たせ戦うように指示する。沖縄県民は果敢に戦ったがしかし中には、捕まるとアメリカから激しい拷問をされ、ころされると聞き、自ら自決の道を選ぶ住民もいた。
手榴弾は終戦間近となると貴重な武器である。鉄が不足し陶器で出来た手榴弾まで存在した。その貴重な武器を自決のためだけにわざわざ渡したりはしない。
史実にはスパイ行為を行った住民が日本軍によって処刑された例はあるが、ことさら自決となると自らの選択なのか強要なのかがはっきりしないため論争になっていた。
日本軍や住民が自決する例は沖縄だけに限らずサイパンやニューギニア等でも見られた。しかしそれは自らの意思、戦陣道徳の尊守、と見るべきである。
沖縄の例もそれを当てはめると、自らの意思で自決した例が大半であると解釈できる。中には強要された、或いはしたということもあったであろうが、僅かな例にすぎない。従って、日本軍から自決を強要された、という記述は、日本軍が自決を強要し従った例も存在すると言う証言もある、と書き直すべきである