一草庵

過去ログ10 2017/5/29 4:00

管理者
(六月句)

卯の花の石垣越しに修道女

アカシヤの花に隠れし我が家かな

嫁が来て卯の花腐し見て去りぬ

魂(たま)の限り最後の麦を刈ってゐる
2017/5/29(月)3:59

管理者
百万の樹々の揺れたる花疲

あの町を出てこの街も花の屑

一本の櫛さへ重き花曇

花盛り過ぎて平和は神のもの

葉桜のころ生き易き絵筆かな
2017/4/22(土)10:54

一草
虹立ちてこども病院傾ける

紅花を焼いて貴婦人たりし君

若葉雨カットグラスの重みかな
2016/5/25(水)6:08

管理者
何もかも見てゐたやうな落椿

嘘のやうな風花ひとつ舞ひにけり

春の雪バス追ひかける女の子

秘密持つ女の赤き春ショール
2016/3/13(日)1:18

管理者
初旅やほんのちいさな駅なれど

猫逃げて鉢こはしけり梅匂ふ

断崖をなだれ落ちるや黄水仙


円虹、四月号より。
2013/4/6(土)16:35

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