ライル・ディランディ
久々に聴くアンタの寝息がさ…その、やっぱ…
ドキドキするんだよな。
ガラじゃ無ぇのは解ってんだけど、隣に居るアンタの幸せそうな寝顔を見ているだけで、この先待ち受けているであろう過酷なミッションさえ乗り越えられる気がする。

…何の夢、見てんだろうな。
そこに俺も居たら良いんだけど。

もうすぐ1年4ヶ月。
これからも宜しく頼むぜ?
刹那・F・セイエイ
随分と時が過ぎて、やっとここを訪れる事が出来るくらいには落ち着いた気がする。

あんたは元気に過ごしているだろうか。
ミハエル・トリニティ
兄貴ぃー、あんだけ早く寝るとか言いながら、熱くて未だに寝付けねぇんだけど…

扇風機で目はショボショボするし腹も減ったままだし、明日の朝は兄貴から前回貰ったカップ麺有り難く戴く予定だけど、とにかく此処暑ィ!

かと言って全裸で寝ると汗でシーツ汚れるし、俺もう…何か、無理。
兄貴とあのスティックチーズアイス食いたい!
肉よりアイス食いてぇ!
ライル・ディランディ
…今、見た。
ありゃあ反則だろ…そうやって甘やかすから、俺はまた付け上がるんだぜ?

そこまで解ってて離れられねぇ俺も大概だが、アンタも物好きだよな。
とか言って、人違いだったらそれはそれで良い。明日確かめれば済む話だ。

おやすみ。
夢に黄色い蔦薔薇を一輪、届けに行くぜ。
ウチのは咲き始めただけでまだ満開にはちょいと時間が掛かるみたいだからな、今は一輪で勘弁してくれ。

愛してる。
寝ても醒めても、ミッション以外はアンタの事ばっかりだ。
ソラン・イブラヒム
…ニール…?

戻って来たら、好きなだけ好きなことをしても……いや、何でもない…っ。

せっかくの家族と過ごせる機会だろう。妹と共に居る時間を優先に、大切にしてくれることが俺も嬉しい。
だから、急くこと無く今の時間を大事に。


だが、こうして心情を…言葉を、綴ってくれたことも嬉しかった。
帰還次第、俺もアンタを…抱き締め…たい…。…鉄拳の方が良ければそれをやるが。
体調も無事な姿で会えるのを、待っている。