ゲーム事件2006【純情派】

ゲームが理由で起こった事件
親に怒られた
借りパクされた
友達と喧嘩になった
データが消えたなどなどあなたのゲーム事件を教えて下さい

あれ…なんだこれ。
なんかいい。
温和な従兄弟の女の子を、ついつい調子に乗って意地悪してしまう。
そして、反撃を喰らう。
とても気持ちいい。
伊集院さんのラジオの影響だろうか。すごくムズムズする思い出だ。
伊集院さんなら、きっと同意するだろう。
金があったら、映像化したいと言うだろう。
もちろん、渡辺校長は退学処分を言い渡すだろう。
たまらん。

takarock少年の小さな恋の物語

あれは小学三年生の夏夏休み前のセミが鳴き陽射しが眩しかったことを思い出す
当時少年には好きな子が居た。勉強ができてウサギの飼育委員の
O崎さん
小心者で勉強もできず運動音痴な少年には話す度胸など無くいつも遠くから見ていた
ある日の昼休み
机に顔を伏せ半寝をしていた少年にO崎さんとその友達の会話が聞こえてきた
「今ファイナルファンタジーやってるんだけどすっごく面白いっさ〜だけどボスが強くて諦めてやれてないんだ〜」
！！！
少年は心が踊った！少年は自信があるものはゲームなのだ！
少年の脳内会話が始まった
「O崎さん！そのボスはああしてこうして倒したら楽なんだ！楽なんだ！」
しかし、O崎さんには聞こえない
脳内会話だから
必死にゲームの攻略を伝えたいが小心者の少年には話す度胸など無い
その時神様が凄い奇跡を与えた。
O崎の友達の一人が
「そういえばシロタそのゲームやってたよ？シロタなら分かるかもよ？」

「シロタに聞いてみようよ。シロター！！」
よくやった顔はロビンマスクみたいで実家が肉屋のT森！！
少年は突然のチャンスに戸惑い寝たフリをきめこんだ
しかし、実家が肉屋が近付き俺の椅子を蹴り起こそうとする
少年は演技バレバレの「なぁ〜によぉ〜？寝てるっけや〜」
無様だな少年
実家が肉屋「O崎がファイナルファンタやってるんだけど分からないから教えてあげなよ。」
ファイナルファンタの間違いには触れず
「そうなの？しょうがねぇな〜」と言いながらO崎さんの机(エデン)に近付く
「どこで困ってるんですか？」
タメなのに敬語
「あそこの電車がおっかけてくる所のボスが強いんだぁ〜」
「あのね、あのボスはあれで一撃で倒せるよ」
「え〜！そうなんだぁ〜すごぉ〜い！」
少年は勇気を振り絞り一言
「また分からない事があったら聞いていいから」
「うん、分かった！ありがとう」
それ以来卒業まで話さなかったが
少年は卒業までその子を好きでいた

あれから10年
小学生の時の友達に再会。
街中での会話でO崎さんができちゃった結婚をした事を知った

シロタ…
悲し過ぎる…現実だな…

俺は小学校の頃から10数年間好きな人がいる…
…いゃ…『いた』と言うべきなのか…
カッコ悪い事にまだ好きでいるらしく…自分でも未練たらしくてダサイと思っている

高校は違うのでよく知らないが…街中や電車でカノジョを見掛けた友達から「ピアスしてたぞ」「化粧しまくってかなり変わったぞ」などと聞く
ある友達が「付き合った彼氏の影響があるからな」と聞いて
あぁ…やっぱりそうだょな…年頃の女に彼氏がいない訳ないよな…
と心で想う

人は変わる…
自分の知ってるカノジョと今のカノジョは違うのだ

チャラ男と付き合っててもカノジョがそれで幸せなのなら…それでいい

そう思って告白はせずに今にいたる…


きっと自分も将来同窓会に呼ばれた時やらに、同じように他の男と結婚した
というような未来が待ってるような気がします……

うわぁ..何か凄い分かるよ
何か人からそうそう話聞くとホントにテンションがガクッってなるよなぁ
それに君も小学生の頃のその子を好きでいるから今と昔のギャップもかなり来るものがあるしね
しかし、小学生の頃から現在高校生で未だにその子を思うなんて
ピュアだなぁ
本気の愛じゃないか

なんだこの流れは。
ゲーム事件じゃない。ただの純情派だ。