20歳

メタルギアの小説が好きだ!!

20XX年 3月20日朝鮮民主主義人民共和国 清津(チョンジン)港上陸
AM00:00 天候・曇り

スネーク:「こちらスネーク、潜入ポイントに到着した。大佐、聞こえるか。」
大佐:「良好だ、スネーク。時間通りだな。潜入作戦を開始してくれ。」
スネーク:「了解したこれより潜入作戦を開始する。」

脚本家を目指している方、こんなミッションを行いたい方、小説を書くことが得意な方はいませんか?新たな舞台は「近くて危ない国家」です。登場人物などの設定は自由なので小説の書き込みお願いします!
(W53T/au)
15 大佐◆YiuX
オタコン「まず子供たちを助けるためには、脱出回路を確保しなくちゃいけないんだけど、何分情報が少なすぎて…」

スネーク「基地の構造から知る必要があるのか?」

オタコン「そうなんだ…まず、この基地のどこかにある資料庫を探してくれないか?基地の詳細な地図が保管されているはずだ」

スネーク「わかった。資料庫のセキリティはどうなんだ?」

オタコン「パスワードと鍵、そして兵士の網膜パターンが必要なんだ」

スネーク「トリプルキーか…パスワードと鍵はどこで手に入れたらいい?」

オタコン「パスワードは僕が解析するよ。ただ鍵の方はとある人物が所持しているんだ」

スネーク「誰だ?」

オタコン「この基地の防衛管理を担当しているイージス博士だよ。しかし、彼は無理矢理連れてこられた人間だから、うまく説得できるといいんだけど」

スネーク「何、無理なら少し眠ってもらうさ」
(N902i/FOMA)
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18 ゴミ箱
???「何をしている?」スネークは死体の方に目を向けると外見40代後半辺り、短い銀髪の男が奥から出てきた。
敵兵「はっ!子供が一人脱走をしようとしたので規則通りに射殺しました。」
40代の男「そうか…、引き続き警備を続けろ。コイツの始末は私がやる。」
敵兵「いえ、貴方の様な方ではなく私が…」
敵兵は死体を運ぼうとすると、
40代の男「私の言う事がわからないのか?」
40代の男の鋭い眼孔が敵兵を睨みつける。
敵兵「しっ、失礼しました!」
敵兵は声を震わしながら謝罪する。
40代の男は敵兵から死体を引き剥がして奥へ消えていった。
スネーク「大佐、外見から見て40代の男を発見…。どうやらこの施設の者ではなさそうだ。」
大佐「何故そう言える?」スネーク「2Mもある40代の男が白衣を着て太い腕で死体を担ぎ、この施設に、この国にいると言えるのか?」
オタコン「とりあえずイージス博士を探してくれ。」スネーク「わかった。パスワードのついでに40代の大男についても調べてくれ。」
オタコン「了解。」
(P902i/FOMA)
19 大佐◆YiuX
その頃、基地の中心部では…

???「開発はどのぐらい進んでいる?」

薄暗い円形の広間、黒マントを羽織った白髪の男がドスの聞いた声を出す。

???「はい、キング。順調でございます」

穏やかな老翁な声が響く。
???「しかしながら、子供たちの数が不足しています。実験を続けるためにはまだまだ足りぬかと…」

白髪の男「そうか…まだ連れてこないといけないのか…」

悲観の声をあげ、虚空を見やる。日々聞こえてくる子供の悲鳴、血の匂いが彼を苦しめる。

???「苦しみますかな?だか貴方の願いを叶えるためなのですよ?」

白髪の男「わかっている!!ほざくな!」

鼓膜が震える位の声だったが、相手はただ悠長に笑っているだけだ。

???「なら、やるしかありますまい。どれだけ血が流れようと…」

白髪の男「そうだな…後戻りはできぬのだ…後も頼むぞ、シャラッシャー・シカ」

答えを聞かぬうちに白髪の男はさっさと消えていた。
シャラッシャー・シカ「はい、仰せの通りに…キング」

誰もいなくなった暗がりで、ニャリと笑いながら静かに呟いた。
(N902i/FOMA)
20 大佐◆YiuX
スネーク「ところでオタコン」

オタコン「どうしたんだい?」

スネーク「さっきの子供達に付いていた鎖だが、まだ真新しかった」

オタコン「取り替えたんじゃないのかい?」

スネーク「にしても、可笑しくないか?鎖が新しすぎる。錆や古い鉄の匂いがしないし、海が近いなら浜風の影響ですぐ鎖は錆つく、錆付いた鎖を付けていたなら汗で皮膚が爛れ蛆が沸く、だが子供達にはそれが無かった」

オタコン「…誰かが付けさせたのかな?」

スネーク「分からん。さっきの大男もなぜ此処にきたんだ?様子を見にきたにしては子供が死んだタイミングといい…」

オタコン「…今回はいつもよりお喋りだけど、どうしたんだい?」

大佐「スネーク。敵には敵の事情があるんだ。無駄な考えをするな!任務に集中するんだ!」

スネーク「ああ…任務に戻る」

無線を切る。
(N902i/FOMA)
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