1 紫露

会話

かいわれ
100 紫露
皆不潔とその子の持ち物を取り上げてロッカーの上に乗せたそれを私は取って渡していたよ
99 紫露
彼女は、風呂に入らないからフケまみれだったし、ビニール袋を大事にしてた
98 紫露
私はその子を庇い続けたよ?その一回があるまではね
97 紫露
皆が不潔と忌み嫌う子に、私がある一度の過ちを犯すまで何も感じなかったのも、心を見たからだな
96 紫露
この人生私は自分が犯した罪を忘れたことは無いし、大抵が人が生んだ罪なんだわ
95 紫露
故に罪がない人間なんだわ。