†晒しの楽園†

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81 新参者◆Heyy
統合失調症患者におけるMRIとNIRSによる脳形態と脳機能の研究

今回,統合失調症患者と健常者に対しMRIとNIRSを施行し,統合失調症患者の脳形態と脳機能の関
連を検討した。

MRIではVBMをもちいて全脳灰白質体積を評価し,NIRSでは言語流暢性課題 (verbal fluency test; VFT) 遂行中の酸素
化ヘモグロビン濃度変化を測定した。

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(結果)
統合失調症患者では健常者と比較し、左前頭葉の灰白質体積の減少、広範な脳賦活反応の低下が認められた。
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統合失調症(SZ)の患者における抗精神病薬による脳の形態学的な変化(morphological change)が多くの研究レポートで報告されている。これまでは抗精神病薬による脳の灰白質の容積の減少や脳室の拡大を報告するレポートが主であったが、最近では、脳の白質にも異常(FA値の低下、など)をも報告するレポートが増えてきている。
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