なんかさ〜、つい三日前の話なんだけど。
とある､恐怖サイトで500位怖い話があったんだ。
カテゴリは百物語みたいに分けられてて、百話じゃないけど、どうやらいろいろな怖い話を集めてるみたいだった。
そんで俺は、寝る前に少し読むか…って思って、暇だったから沢山ある話の中から、一話だけ選んだんだ。
初めて来たサイトでたまたま選んだ、だから確率は1/500位。
位ってのは、その百物語のカテゴリが五つあったから､多分500あんだろ…って感じで確かめてはいない訳。

兎に角、その中で選んだ話を読み始めた訳だ。
だけど、暫く読むと嫌な予感がしてくる。なんか流れ的に呪い系の話っぽい。俺は大抵の呪い噺は読んでっから(10〜20位)何と無く流れで判った。
話が進む内に疑惑が確証に成っていく。読むの止めれば良い話なんだが、確かめたいって好奇心のが上だった。
そしてとうとう終盤。案の定出たのは、あのお言葉『〇〇はこの話を聞いた人の夢に現れます』。
俺
……………………。
話の内容より、そんな話を引き当てた自分が怖かった。
まぁ、結局そんな夢見なかったけどな。
そんなもんでしょ。呪い噺なんて。
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