3 オカルト
>>2
マサオは、母親との二人暮らし。父親はマサオがまだ幼い時に、姿をくらましたらしい。
母はパートをしながら副業の石膏像造りに精を出していた。
父親が居ない事に寂しさはあったが、別段不憫には思わなかった。マサオには優しい母親が居たからだ。
とは言え、母親はいつも帰りが遅いので寂しさをまぎらわす為に、近所のお婆さんの家によく行っていた。
(EZ)