20 オカルト
>>19
次の瞬間雷が鳴り響き、一瞬だがキッチンを照らし出した。
そこでマサオが目にしたのは、紛れもない母の後ろ姿だった。
一瞬、安堵感に包まれたマサオは母親に泣き付き、事の天末を告げようとした。
だがその時、また雷が光った。マサオは見たく無いものを見てしまった。
キッチンの上には、「誰か」の死体らしきバラバラの肉片が散らばっていた。
(EZ)