†晒しの楽園†

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20 りゅうせ◆NnBq
>>12
妄想じゃねーからしてやるよ
車のブレーキパッド内部にあるバネの製造
摩擦熱を防ぐ為のもの

俺の会社では線ばね(バネと言ってイメージしやすい渦巻き形状のやつ、ボールペンの中のバネの形)と板ばね(板状)を製造
俺は前者に携わってるが後者は全くの別物でほとんど知らんから前者だけな

名前が線ばねの理由は元々、加工する材料が線上のものだから
で、使う材料は製品によってさまざま
材質、線形(太さ)、線の種類などで使い分けている
材質ではSWP-A、SWP-Bがあるが、材料屋に依頼すればオリジナルの材質野茂のも発注できる
線の種類っつーのは主に、ピアノ線やメッキ線のこと

で、その線上のものを何で加工するのかっつーと、コイリングマシンっつー機械
材料の先端出しをして(運ばれてきた時に巻かれてる上の方の層がぐっちゃぐちゃのまま加工すると、途中でこんがらがってしまうため、ある程度先端部を出しておく必要がある)、材料を通す
材料には品質維持の為の油が大量についているが、
それをこのまま加工していくと熱処理時に燃えちまうから、 材料通したら強制ローラーの手前にサラシ(布)を巻いて、余計な油を吸収するようにする

で、材料通したら操作パネルから品番(製品ごとの加工時の前回(データ)を呼び出す
バネは1/1000ミリの世界だから、前回のデータを呼び出しても同じものが作れない、大抵がズレる
だから前回のデータを基に、そこから微調整していく(新しい製品、つまり試作を作る場合は最も近い形状の品番を呼び出して調整をしていく)…

まだ説明続けるか?w
(docomo)




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