2 桐生◆No1K
「霊」
霊魂(れいこん)・魂(たましい)とは、一般に生物、特に人間が生きている間はその体内にあって、生命の源や精神そのものとされる、人や生物の死生観の根源的な解釈のための概念の一つと言える。

生物について、その肉体以外の部分を言い表す概念であり、また、肉体・精神とともに生命の三要素のうちの一つとされる。心と同一視される事もある。
死ぬと肉体から離れて「あの世」(死後の世界、霊界)へ行ったり、「この世」(生者の世界、現世)に影響を及ぼしたりすると考える文化・思想も存在する。
あの世に還った霊魂が、再びこの世に生まれ変わるという考えが、輪廻転生(転生輪廻)の思想である。

霊(れい、たま、みたま)もほぼ同一の概念とされるが、現代では死者の霊魂のことを指す場合が多い。また、そこに何かいると感じられるが、実体としては捉えられない現象や存在(聖霊など)のことを指すこともある。

また、日本語のたましい(魂)という言葉は、信念や思想を表現する言葉としても慣用的に使われる。
(911SH)