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さて、我が国の国王についてですが、あの方は気難しさも高慢さもない、まるで幼い頃からの友人のような気安さで民とも接しておられます。ある意味、王らしくないといえば王らしくないお方です。
ですが、あの方の王らしからぬところはそんなものではなく…もう察していらっしゃるでしょうが、王は蟲を憎んでいます。我が国の土地の半分以上は先代国王が蟲の為に解放していたのですが、王は彼らに害があろうとなかろうと、駆逐しきるおつもりです。
しかし、蟲の与える恩恵はやはり大きく、民の中には蟲の怒りを買うのでは、と懸念しているものもおります。…これは個人的なお願いなのですが、どうか王に蟲を殺す事を止めるよう諭して頂きたい…深い意味は御座いませんよ、ただ一従者として、王の身が心配なのです。


では、長々とお付き合い頂きたい感謝致します。
王については後ほど…、もし我が国へ来訪なされるならば、文をお送り下さい。王共々、首を長くしてお待ちしております。(文の内容:プロフィール、萌え萎え、初めて王国に渡来し王に謁見するロル)


蟲憎みの王
アルハラ=ル=ガルィエ
21歳
容姿/178cmほどの細身だが、ある理由の為体重は平均より重く力も強い。薄く金色がかったプラチナブロンドのストレートヘアをうなじが隠れる程度に伸ばしている。前髪は眉より少し下で、右側だけ目を隠す程度に長い。瞳はつり目で色は赤のような茶色。年齢よりも幼く見える顔立ちだが女顔ではない。
王として振る舞うつもりがさらさらない為、王冠や王族の衣装は一切纏わず、平民のようなシンプルな装いを好むが、指先まで覆い隠すような露出の少ない服ばかり着ている。
性格/平素は物静かだが気の合う相手には明るく快活で冗談もよく口にし、よくルカをからかったりしている。しかし蟲に対しては異常なまでの狂気を孕み、一思いに命を奪わず嬲り殺しにする事を生き甲斐としている。
蟲を好むきらいのある貴cに対しては最初は腹の中を見せないものの興味を持っており、あれやこれやと世話を焼きたがる。
一人称は普段は私、心を許したものには俺。
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お相手を願う研究者様に。