19 オカルト
考え込むマサオの耳に、何やら奇妙な音が聞こえて来た。
どうやらキッチンの方から聞こえるらしい“音”を確かめるために、マサオはキッチンに向かった。
途中、廊下の照明を着けようとしたが、ブレーカーが落ちているらしく、着かなかった。マサオは濡れた靴下を脱ぎまた歩き出す。
キッチンは真っ暗で、異臭が漂っていた。よく見ると台所で、誰かが何かを調理していた。
(EZ)