1 やま◆dZNj

【霊】について語るスレ〜其ノ5〜

霊についての体験談等、皆さんで語り合いましょう。自分で体験した話、知人が体験した話、人伝に聞いた話等々。

※ここは体験談スレで討論や罵るスレではありません。投稿者に対する誹謗・中傷は控えてくださいm(__)m
(N904i/FOMA)
2 三宅
移行スレ、ありがとうございますm(__)m
また時間を見て投稿させて頂きますね!
(F900iC/FOMA)
3 蝿王
三宅サンの体験談期待してます(ワクワク)!


私めも知り合いから聞いた話ですが、投稿しますね!
今、忙しいので、家に帰ってから投稿します!
(811T)
4 蝿王
少し時間あるので、ヤッパ一つ書きます!無駄に連スレすいませんm(_ _)m


私の友達の話なのですが、その日は彼と先輩一人と女の子二人の四人で飲んでいたのですが、女の子一人が酒が飲めず一人シラフで盛り上がりに掛けたので、季節的に肝試しに行こうと言う事に為りました。

女性陣は乗り気では無かったのですが、男性陣の勢いに負け渋々行く事に成りました。

肝試しの場所は山の中に有る供養塔?慰霊妃?に煙草を置いて来るだけ(そこで死んだ人が煙草が好きだと言う噂だったらしい)。そこに行く道も一本しか無いので、大丈夫だろうと言う事で、早速車を出しました。

そして、例の山に付いたのですが、途中から道が狭く、車では行けないので来る途中コンビで買った、懐中電灯を取り出して闇に続く狭い一本道を四人寄添い歩いて行きました。


そして人気の無い道を歩き切り少し開けた空間にその供養塔は有りました。その供養塔には今、火を付けたばかりの煙草が何十本も置いて有りました。逸れお見た友達の先輩が、「俺らの他にも結構来てんだな」と笑いながら言いました。それを聞いて、シラフの女の子が『おかしい、この煙草今付けたばっかなのに誰も居ないし、此所に付くまで誰にも会ってないし、あんな狭道だし、此所に来るまでの道通って来た所しか無いんでしょ!』

その言葉に、酔っていた三人の酔いも一気に覚め、皆猛ダッシュで逃げ帰ったそうです。


(811T)
5 タマ
4Pですかっ!o(>_<)o
(SH903i/FOMA)
6 タマ
タバコと言えば、キャバでタバコ取り出すとねーちゃんが
『どうぞ〜(^o^*)』て
ライター出すよね?

したらば、すかさずタバコ耳にさすとウケるよー
\(^o^)/ヤッテミテ♪
(SH903i/FOMA)
7 三宅
>>4登山の話で似た様なものを俺も聞いた事があります。

A(男)とB(女)というある若いカップルが、お盆休みを活用して早朝から登山を楽しんでいたら、急に霧が濃くなってきて道に迷ってしまった。
すると前方から老夫婦(爺と婆)らしき2人組が歩いて来た。男が話し掛ける…。
A「こんにちわ」
すると明るい言葉が返って来る…。
爺「こんにちわ」
A「今帰りですか?実は道に迷ってしまって…山頂まで行きたいんですけど…?」
爺「あぁ、でしたら私らが来た道を真っ直ぐ行けば山頂ですよ。とても綺麗な景色でしたよぉ。」
A「そうですか。どうもありがとうございます」
老夫婦は終始笑顔で接してくれた。別れを告げ、歩みだした時、Aの彼女が不思議な事を言い出した…。
B「ねぇ、あの人達、何か変じゃなかった?」
A「変って?」
B「だって手ぶらだったし…しかも普通あんな薄着で山になんか登る?」
A「でも今って夏だし2時間もあれば登り切れる山だし…別に変じゃなくない?」
B「じゃあ私達はいつ頃山に入ったんだっけ?」
A「あっ!」
Aはドキッとしてしまった…。AとBが山に入ったのは陽が登り出した頃だったのだ…。どう考えても老夫婦が山に入ったのは夜中になってしまう。
↓に続く
(F900iC/FOMA)
8 三宅
リュックひとつ背負っていない手ぶらな状態…つまり懐中電灯ひとつ無い真っ暗な山道を、どうやって登ったというのか…?それに山登りには考えられない薄着…Aは疑問に思いながらも歩みを進めていると急にBの「危ない!」という大きな声と共に後ろに引っ張られ、倒れてしまった。

A「痛ぇーな!何すんだよ?」

Bは前方を指差し、ワナワナと震えている。
Aが前を見ると、そこは山頂どころか、道も無かった…。前方も上も下も真っ白な霧…つまり崖だったのだ…。
老夫婦と別れてからの道は一本のみ。
2人は全てを悟ったかの様に直ぐさま下山した。

あの夫婦はいったい何だったのか?
思い返してみると、老夫婦は笑顔どころか、ニタニタと気持ち悪い笑みであった様な気がする…。


これが俺の聞いた事のある話です。
結構有名なやつなんで作り話かもしれませんが…。
(F900iC/FOMA)
9 やま◆dZNj
蝿王サンのお話も三宅サンのお話も中々怖いものですね
どんどん投稿しちゃってください
(N904i/FOMA)
10 マリリン
皆さん、お初です。私も、皆さんのお仲間に入れて貰えますか?昔、17才の時に霊(先祖の)に体を乗り移られ(ひょうい?)た事が有りますが…皆さんの中に、そんな体験をした事がある人いますか?
(911SH)
11 三宅
>>10マリリンさん、初めましてm(__)m

ヒョウイ(漢字が出ません…)ですか…。俺はありませんが、妹には先祖とかではありませんが、何度かそういった事がありましたよ。
動物なんかにつかれる事の方が多かったですね…。
(F900iC/FOMA)
12 マリリン
>>11三宅さん、初めまして&宜しくお願いします。 動物霊は、よく低級霊と聞きますが…妹さんは、憑依←ひょうい?された時、どうなってしまうのですか?霊感の強い妹さんだったから、その動物の気持ちを伝えたりするのですか?私の時は、正座してお経(某宗教)を読んでいた時に、正座のまま俯せになる程に背中が重くなって、涙が勝手に流れ出て来ました。
(911SH)
13 三宅
>>12俺は霊が見えても霊的な事に詳しいわけではないので、何を以て上級・下級と銘打つのか解りません…。
ですが妹は生前、霊の中で優劣を着けるのであったら、これといった意志を持たない「動物霊」が一番怖いと言っていました。そして次に怖いのが「生き霊」だと…。俺の中では「生き霊」がトップなんですけどね(^_^;


俺の妹の場合、意識とかはしっかりしてましたが、それらの霊障?は私生活に出て来てました。
妹が小学校高学年(11才か12才の頃)の正月に、ふいに俺ら家族に「蛇につかれた」と言ってきた事があったのですが、それから1年間、交通事故に3回遇い、転落事故に2回遇い、病気に1回掛かり、通り魔事件の被害者にもなりました…。
群を抜いて霊感を持っていた妹ですが、同時にかなりのオカルトマニアでもありました。どこでどう知ったのか解りませんが、妹は自分で霊を払う術を身につけてしまってました(驚)
多岐に渡る不幸事に、ウチの父親がお寺に連れて行こうとしたのですが「もう払ったから平気」と言って来たのです。
その妹の一言を期に、事故や病気や事件といった不幸が納まりました。

まあこれが妹がつかれた動物霊の数ある話の内の一つです。

ちなみに俺も次に投稿しようとしてる体験談は動物に関してです。
(F900iC/FOMA)
14 やま◆dZNj
>>10>>12マリリンサン、はじめましてm(__)m

このシリーズスレを立ててからアナタは(多分)2人目の霊感のある方ですこれからも宜しくお願いしますm(__)m
マリリンサンは霊が見えたりする方ですか?


>>13そうですかぁ…三宅サンの妹サンにはそんな事もあったんですね
早く動物の話が読みたいです
(N904i/FOMA)
15 マリリン
>>13三宅さんの妹さんは、自分でお払い出来るなんて!凄い人だったんですね(>_<)>>14やまさん、お初&宜しくお願いしま〜す。残念ながら、今現在…霊感は、全く有りません(無くなりました)
(911SH)
16 削除済
17 三宅
>>14俺は昨日で仕事納めだったんで、そろそろ書きますね(^ー^)


>>15今まで出会った霊感体質の友達や知人や家族の中でも妹は群を抜いてましたからね(^_^;

髪の毛を焦がしてしまった匂いってわかります?動物を払った後の妹からは、その様な匂いが充満してました…。
あれが未だに疑問です。
(F900iC/FOMA)
18 やま◆dZNj
>>15そうですか決め付けてしまって何かすいませんm(__)m
よかったら霊感のあった頃体験した話なんかを時間のある時にでもお聞かせください


>>17髪の毛が焦げた匂い…何か興味深いですね。
三宅サンの妹サンの目からは日々日常、どんな風に霊が見えていたんですかね?
(N904i/FOMA)
19 蝿王
マリリンサン初めまして!


三宅サンとマリリンサンの実体験聞きたいですね。
私の話は全部人から聞いた話ですから(-"-;)
(811T)
20 蝿王
この前話した友達の話です。


彼が小学6年生の頃親父が癌で長い間入院してました。その為母親が夜家出て朝に帰って来る事が多々合ったそうです。


無論家に居るのは彼と妹だけです。ある日いつも様に彼が寝ていると耳鳴りがして来たのです。普通なら高い音でキィーンみたいな感じなのですが、その時は低い音でブ〜と言う音がして来たのです。例えると冷蔵庫の音みたいな感じ?そしてお約束のカナシバリが、そして眼だけが動くので周りを見渡すと電話の周りに手首だけが浮遊していて、そのまま彼に向かって来て彼の首を絞めて来たのです。そして必死に抵抗して彼が飛び起きました。そして部屋はいつもと何も変わらない部屋。


何だよ。夢かよ。その時、彼は電話がなってるのに気ずきました。夜中でしたが、母かも知れないので、出様としたのですが、違和感を感じました。彼の部屋の電話は6回?鳴ると留守番に入るのですが、ずっと鳴り続けてるのです。彼が電話に出れ無いでいると、隣りの部屋で寝て居た妹が起きて来て、電話に出ようとしたので、止めて彼が電話を取り耳に当てると、ずっとブ〜と、低い音が鳴り続けて居ました。


その日は妹の部屋で寝せて貰ったそうです。
(811T)
21 無名さん
>>19蝿王サン、お初&宜しくお願いします。>>18やまサン、色々と体験談を書きたいのですが…禁止ワード?を使用したみたいで、なかなか思う様に書き込めません(T_T)>>17 髪の毛の焦げた臭いって…何ですかねぇ〜気になりますね!私は、何も無場所で、お線香の臭いがした事が二度程有りますが…その時に霊が来てるって言いますよね(>_<)
(911SH)
22 削除済
23 マリリン
>>21は、(>_<)マリリンです!名前を入れ忘れました。
(911SH)
24 蝿王
マリリンサンの体験談読みたいですねぇ。三宅サンの体験談も偉い気になります。
(811T)
25 やま◆dZNj
皆さんあけおめです
オレも早く三宅サンの体験談が読みたいです
(N904i/FOMA)
26 やま◆dZNj
あげ
(N904i/FOMA)
27 三宅
P903iが、削除レスで過去の駄スレや中傷スレを上げていたのでこちらを上げますm(__)m
(F900iC/FOMA)
28 やま◆dZNj
三宅サン、避難所見ましたよ
新しい体験談、ありがとうございます
(N904i/FOMA)
29 無名さん
あげ
(N904i/FOMA)
30 削除済
31 削除済
32 削除済
33 無名さん
只今N901icが削除上げを敢行しております。
(N904i/FOMA)
34 削除済
35 無名さん
あげ
(N904i/FOMA)
36 削除済
37 やま◆ff1r
素朴な疑問ですが、三宅サンはやはり霊が見えるのは昼と夜では夜の方が多いんですか?
(N904i/FOMA)
38 無名さん
三宅サン、素朴な疑問ですが…昔から霊が見えるとか言うて注目浴びたかったん?
(SO905i/FOMA)
39 三宅
>>37
大差ない…と言いたいところですが、やはりどちらかというと夜の方が多いかもしれませんね。
何故夜なのかまでは解らないんですけどね(^_^;)
因みに、丑三つ時=霊が見える時といった概念がある様ですが、俺からしてみたらそんな事はないと思いますよ(^-^)
(F903iX/FOMA)
40 無名さん
>>39
霊が見えると嘘吹いて上から目線かいな?
人として最悪やな
(SO905i/FOMA)
41 やま◆ff1r
>>39う〜ん…夜の方が目撃談が多いのは何でなんでしょうね?
フィクションものの怪談とかは夜の話の方が多いですよね あっ、でも三宅サンの体験談は昼の話も多々ありますもんね

でもやはり夜(闇)の方が人間の本能的に怖いといった印象があるんでしょうかね
暗い所を怖がる恐怖心は霊が見える見えないは関係ないですもんね


あ、それから三宅サン
これはスレ違いになってしまいますが、今あなたが絡んでる例の奴との不毛な会話はもう終わらせたらどうです?
あの勘違い君には何言っても無駄なだけですよ奴もどうせ暇潰しに来てるだけのオカルトに興味のない輩なんですからもう放っときましょ


(N904i/FOMA)
42 やま◆ff1r
あと三宅サン、催促してるみたいで申し訳ないのですが、島の体験談はいつ頃になりますでしょうか?
あらゆる怪談サイトを網羅してしまったので、早く読みたいです
急かせてるみたいですが時間のある時にお願いしますm(_ _)m
(N904i/FOMA)
>>41の一部はスレ違いでしたね
スレ主でありながらすいませんでしたm(_ _)m
(N904i/FOMA)
44 無名さん
>>39
テレビにでてる江原氏は昼夜関係ないと言うてるよ。
三宅はやはり夜ですか?
笑えますな

しかも丑三つ時(核爆

江原氏と意見が違うやん
(SO905i/FOMA)
45 拒絶派命名者
以前書いた事があるが、丑三つ時には科学的な根拠がある。

太陽から放射された電磁波が最も減衰するのが午前二時くらいだからだ。

心霊現象と磁場の変動とが密接な関係にある事は既に周知されている。

“ノイズ”が少ない時間帯が心霊現象が発生しやすい時間帯となるのは当然の結果にすぎない。
(N904i/FOMA)
46 三宅
>>41-42
ええ。もう真面に会話できない方は放っとく事にしました。
暇潰し相手に堂々巡りを繰り返していても埒が明きませんからね(^_^;)


俺も昼間に見る事も多いのですが、やはり夜の方が痛烈に記憶に焼き付いてますからね(^_^;)


そういえば、この前やまさん達に勧められた師匠シリーズ読みましたよ!大変面白かったです。師匠は確かに俺の妹と似てる所が多々あるみたいですし、師匠と全く似た様な事を俺も妹から言われた事がありますよ(^_^;)
投稿者も俺なんかよりずっと文章もしっかりしてますね。あれならその内商業ベースにのるんじゃないですかね(^-^)


島の体験談なんですが、多くある中から何を投稿しようかと思っていたんですが、例の師匠シリーズの「失踪」という話と、やまさんの>>41の「やはり夜(闇)の方が人間の〜関係ないですもんね」というレスを読んで何を投稿しようか決めました。

過去に妹が「失踪」の師匠と同じ様な事を言った事があったんです。今日は時間があるんで、そんな不思議な体験を今回は投稿させて頂きますね。

では今から書きますm(_ _)m
(F903iX/FOMA)
47 完全否定派◆N9X1
そんな作文能力があるなら偽2じゃなくフィクション作家になればいいのに。

何が師匠シリーズだよ(爆)

(やま)と(三宅)のその慇懃無礼な語り口どうにかならんか?見てて気持ち悪いわ

もしかしてそれがマナーとかぬかされますでしょうか?
(P905iTV/FOMA)
48 完全否定派◆N9X1
>>1が否定派に誹謗中傷を止めると言うのなら聞いてやってもよろしいかと思われます。

(P905iTV/FOMA)
49 完全否定派◆N9X1
>>1が誹謗中傷を得意としてるのに自分や投稿者にはするなってか?

どこまで身勝手な人間なんだよ!

もしかして釣りですか?釣られたのかな?
(P905iTV/FOMA)
50 川口のまんま
コロコロ意見の変わる>>1は、そろそろ霊がみえるようになったかな?「三宅さん!今まで見えなかったけど見えるようになりました」


やまさん次は何かな?
(P903i/FOMA)
51 三宅
それでは、やまさんからのご要望通り、俺の田舎(三宅島)で体験した話を一つ投稿します。
興味のない方はスルーしてもらって結構ですし、信じるか信じないかは読み手の自由です。 文才が無い為、長文・駄文・連レスになってしまいますが、了承下さいm(_ _)m
(F903iX/FOMA)
52 三宅
俺の田舎は以前にも書いた通り、伊豆諸島の三宅島(一応東京都)。
田舎と言っても生まれてから1才半までしか住んでなかったから、当時の事はほぼ覚えていない。
社会人になった今では、滅多になくなったが、幼少時や学生の頃は頻繁に帰省していた。
これは俺が中学1年(13才)の冬休みに帰省した時の話。


年末になり、部活も正月休みになった俺は、お年玉目当てに妹と2人で帰省する事になった。
(親父は仕事の為、年が明けてから。兄貴は地元の友達との遊びを優先して留守番)
年の瀬のという事もあり、実家の民宿には宿泊客が1人もいない状況で親戚一同が会していた。

それは忘れもしない12月31日の大晦日。
俺は島在住の従兄弟・K(11才)とS(15才)と共に、釣りに出掛けた。
早めに帰って来る様言われていたので、夕方前には民宿に帰り、夕飯を食べる為に食堂に行くと妹とM(Kの妹)がいない事に気付いた。
聞くと、KとM共通の友人の家に遊びに行っていて、そっちで夕飯を食べているとの事…。
俺らは夕飯を食べるとすぐさまKの部屋へ直行し、当時流行っていたテレビゲーム(タイトルは忘れました)に没頭し始めた…。

しばらくすると叔母(Kの母親)が部屋までやって来て、皆で年越し蕎麦を食べるからMと俺の妹を迎えに行ってくれと言ってきた。
「めんどくせー」とは思ったが、女親達は厨房で蕎麦や正月の料理の仕度等で慌ただしくしているし、男親達は食堂で酒盛りをしベロンベロンになっている。
手が空いていて迎えに行けそうなのは俺達ぐらいしかいなそうだから、仕方なく迎えに行く事になった。

Kにその友達の家の場所を聞くと、片道だけでも30分は掛かる距離だった。

「そんなに掛かんのかよ?なら山から行ったらいいじゃん」
Sが言う。どうやらSもその友達の家を知ってるそうだ。
「でも三宅(俺の事)もいるんだよ。山より島の周回路使った方がいいんじゃない?だって……」
K曰く、その友達の家に行くには2つの手段があり、1つは民宿前の坂道を降りて島の海岸線の周回路(国道)を使って30分掛けて行くもの。もう1つは民宿の裏にある林道(うちの民宿は山に囲まれている。地元の人はこの道を山と呼んでる)を使って一気に友達の家周辺まで出るもの。周回路では30分掛かるが、林道は15分程で行けるという。
しかし、林道は街灯が一つもなく、ただ闇の中を歩く事になると言う。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
53 三宅
「えっ?マジで?で、でも早い方が良いんじゃない?山から行こうよ」
俺は暗がりが嫌いだが、ビビってると思われるのも癪だったため、山(林道)から行く事を承諾した。

俺「もちろん懐中電灯は持ってくんだよな?」

K「あっそっか!でも何処にあったっけな?」

S「もう探す時間ももったいないから行こうぜ。暗いのが怖いなら俺らに掴まりながら行けばいいじゃん」

Sはそそくさと上着を着て玄関の方へ行ってしまった。
これ以上弱音も吐けないと理解した俺は、仕方なく懐中電灯は諦める事にした…。

民宿を出て、裏手に回り林道の入り口に立つと、その先は鬱蒼とした暗闇が広がっていた。
まだ今は民宿の外灯の明かりが多少届いている為、KとSの姿は確認できる。
KとSはお構いなく歩き出す。俺は置いてかれない様、必死に後を付いていく…。

20メートル程進むと、もう民宿からの明かりは届かない。一切の光源がなくなり、自分の手を目先に持っていくがそれさえも目視できない。


そして、畏怖の根元が「暗闇」だけだと思っていた俺は馬鹿だった…。

風だ…。

島は海岸から吹き付ける夜風が強い事を俺はてっきり忘れていた…。
風は山の木々を揺らし、何とも言えない音を放っている。人の叫び声にすら聞こえそうな風音は、砂利道を歩くKとSの足音さえもかき消していた。

空を見上げると、月が出ていないのか、木と空の境界線を確認するのがやっとだ。左右に聳え立つ木々のシルエットが激しく揺れている。

↓に続く
(F903iX/FOMA)
54 三宅
どっちに向かって歩いているのかさえ解らなくなった俺はかなり焦った。

俺「ちょっ、ちょっと待てよ!さすがに暗過ぎて何も見えねーよ!」

言ってはみたが、目の前にKとSがいるのかさえ解らない…。もしかしたらもう大分前を歩いてるのかもしれない。
でも声はすぐ前方の右側から返ってきた。

K「じゃあ俺に掴まっていいよ。やっぱ懐中電灯持ってくれば良かったよねぇ」

冗談じゃない!何で男の俺が年下の小学生に掴まりながら歩かなきゃイケないんだ!
そんな事を考えたが、やはり恐怖心には勝てない。せめて年上のSに掴まろうと思った。
Kは右前にいる。林道に入った時と配置が変わっていないならSは左側にいるはずだ。

恐怖で手を伸ばすのも一瞬躊躇ったが、このままでは確実にはぐれてしまう。意を決して左手を伸ばすと、Sに触れた。
俺はSの腕を掴んだ。感触からして左腕だろう。
Sは怪我をしているのか、肘に瘡蓋みたいな堅いものができていた。
俺は「悪ぃ…」と一言謝り、肘の下部に手の位置を直した。


俺「ってかお前らは何でこんな真っ暗な中平気で歩けんだよ?」

K「そりゃ前を見てたら俺だって迷うよ。でも空見てれば多少は明るいから解るでしょ。後は慣れだよ」

慣れ…こんな事に慣れるとは……


↓に続く
(F903iX/FOMA)
55 三宅
怖さを紛らわすために話題を降るが、会話は続かない。まあそれも当たり前だ。
季節は真冬…。こんな寒さの中、強風を浴びてる所為で全身は硬直、そして歯をガチガチ言わせてる中で弾む会話なんて有るわけがない。

(大丈夫!15分で着くならもうすぐの筈だ!)
俺は心の中で叫びながらSに引っ張られるままに歩いた。


K「ほら。周回路が見えて来た。もうすぐだよ」

見ると右前方に明かりがある。周回路の街灯だろう。俺自身、真っ直ぐ歩いてるつもりだったが、林道は緩やかにカーブしてる様だった。
俺はやっとこの暗闇から抜けれると思い、安堵した。

右前方にあった街灯が、段々と前方に移動して来て、多少の明るさを感じる様になって来た。
俺はもう充分だろうと思い、掴んでいたSの腕を離した。

すると……

K「あれっ?」

俺「ん?どうした?」

K「いや…あれって…Sじゃない?」

俺「何処?」

「あれ」と言われてもまだ俺の周囲は暗い。確認できるのは前方のみだ。
前方をよーく見てみると、確かにSが街灯に照らされ歩いている。


俺「何だよ!じゃあ俺はお前(K)の腕掴んでたのか?」

K「いや…俺は掴まれてないしSは俺の隣にいたと思ってたんだけど」

Kから返って来たのは以外な答えだった。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
56 三宅
俺「じゃあ俺が今掴んでたのって誰だよ?」

街灯に俺らも段々と近付き、周囲が確認できるくらい明るくなってきたので、周りを見渡した。

Kしかいない……

Kは何が起こったのか理解できず、その場で泣きだしてしまった。
俺はそんなKを見て、今置かれている現状が恐怖以外のナニモノでもない事を悟り、Kの腕を掴み2人してSの場所まで走った。

泣きじゃくるKを宥めながら、Sに事の顛末を話した。
Sはあまりの寒さに林道に入ってから、早く友達の家に着こうと早歩きをしていて俺らよりも先を行ってしまっていたらしい。勿論、俺になんか掴まれていないとの事。

友達の家に着くと、Kはさすがにもう泣きじゃくってはいないが、半べそをかいている。
それを見た俺の妹は、俺がKを苛めたんだと勘違いし、俺を責めて来た。
俺は妹にも事の顛末を話した。
因みに、この頃の妹は既に霊感が開花しており、心霊現象に異常なまでも興味を抱いていた。

俺は必死に「あの林道には変質者か何かがいるんだよ!」と言ったが、妹は意外な所に気付いたかの様に言った。

妹「ふ〜ん。でもこんなに寒くて風も強いのにその人は何で長袖じゃなかったの?」


↓に続く
(F903iX/FOMA)
57 三宅
俺はハッとした。

俺とKはダウンジャケットを着ている。Sはコートだ。しかし、俺があの時掴んでた腕は素肌だった…。あの瘡蓋みたいなのに触れた感触も未だ残ってる…。

あれは本当に生きてる人間だったのか…?
生きてる人間なら、俺が手を離した後、一体何処へ消えたのか…?
林道沿いは夏場しか遊びに来ない家族の別荘が一軒建ってるだけ…。道から外れるのは有り得ない…何故なら右側は土砂崩れを防ぐ為の高い岩盤があるし、左側は10メートル程崖になっている。
あれ程狭い道を俺やKに当たらず引き返す事も難しい…。

その後、これといった霊障等は起こらなかった。本当に不思議な出来事だった。

勿論、帰りはさすがに林道は避け、周回路から遠回りして家路についた。

後日、俺は妹から未だに脳裏に焼き付いている興味深い事を言われた。
(>>46でも書きましたが)
妹と林道の前を通った際「ほら見てみろよ。真っ暗だろ?こんな怖い所、お前じゃぜってぇに歩けないだろ」と妹をからかった。
すると妹は「これの何が怖いの?暗いから?私は寝る時が一番怖いよ。お兄ちゃんも目瞑ってみなよ。此処よりもっと暗い所に行けるから(笑)」
妹はそう言いながら笑みを浮かべると、1人で林道に入って行こうとした。勿論、俺はそれを止めた。


妹の言葉を思い出すと、妹が普段の生活で中々睡眠をとらなかった事も何となく理解できる様な気がする……。


終わり
(F903iX/FOMA)
58 やま◆ff1r
>>46>>51-57
体験談投稿ありがとうございますm(_ _)m

失踪の師匠も「目をつぶった時がこの世で最も深い闇だ」って言ってましたねこれは凄い

今回のは可視的な話ではなく、感触のみなんですね。実に不思議ですねぇ


妹サンがなかなか睡眠をとらなかったというのはどういうことなんでしょうか?
(N904i/FOMA)
59 やま◆ff1r
それから三宅サン、何やらスレ違いなレスが幾つかされてるようですが、スルーしちゃってくださいねぇ
(N904i/FOMA)
60 削除済
61 三宅
>>58
>>57の文末の通り、妹は昔から寝る為に寝床に就く事はほぼありませんでした。
睡魔の限界を迎え、意識を無くす様に眠りに就く事が多かった為、居間や勉強机で眠ってしまう事がほとんどでした(>_<)
傍から見てたらかなり辛そうでしたが、本人は寝不足な事に何ら不満な態度を見せず、自ら望んでしてましたよ(^_^;)


>>59
はい。スルーですね。
重々承知してますよ(^-^)
(F903iX/FOMA)
62 やま◆ff1r
>>61ホントに寝る(目をつぶった際の)時の闇が怖かったんでしょうね

目をつぶった時に暗闇の中で何かを探そうとするとちょっと頭が混乱するのは脳科学とかで何か根拠着けられてることなんですかね?


もっと体験談が読みたいので、時間のある時で構わないのでどんどん投稿しちゃってください
(N904i/FOMA)
63 川口のまんま
は〜い。
(P903i/FOMA)
64 無名さん
>>62
そない作り話を要求したら三宅さんが可哀想やがな
(SO905i/FOMA)
65 無名さん
普通、素肌を掴んだ時に気づくやろ
なんで後でハッとするん?それにドラマ仕立ての演出なんかいらんわアッホ臭っ
(SO905i/FOMA)
66 三宅
>>62
さぁ…?科学的な事には疎いんで何とも言えないです(^_^;)

でも、それらを意識して目を瞑った時に多少のパニックや不安感が生じるのは理解できますね。
(F903iX/FOMA)
67 三宅
>>62
では、不思議だった話をもう一つ投稿します。

興味のない方はスルーしてもらって結構ですし、信じるか信じないかは読み手の自由です。 文才が無い為、長文・駄文・連レスになってしまいますが、了承下さいm(_ _)m


これは中学3年の3学期…確か都立の一般入試の日だったと思う。
この日、3年の大多数の生徒が入試に出払っていて、登校してる生徒のほとんどは、既に進学が決まっていたり、そうでなかったりする者ばかりだった。
俺のクラスは全部で36名、この日登校したのは俺を含め十数人だったと思う。ほぼ全ての授業が自習になり、皆読書したり駄弁ったり試験勉強をしたりしていた。

高校進学が既に決まっていた俺は、親友でもあり悪友の奴等数人と体育館でバスケをして遊んでいた。俺らは学校外で問題を起こさない限りは何も言われない程教師達から見放されていた。

4時間目も終わりに近付き、給食を食べる為に俺らは各々の教室に戻る事にした。


教室の前まで来ると、何やら騒がしい…。
女子の「キャー」という悲鳴すら聞こえる…。

何だ?と思った俺が教室を開けようとするよりも早くドアが向こうから開き、国語担当の佐藤(仮名)と放送委員の野口(仮名)が出て来た。
佐藤は俺と目が合うなり「チッ」と舌打ちをして野口と共に職員室の方へ駆けて行ってしまった。

イラッとした俺は「廊下は走るな(笑)」と言ってやろうとしたが、教室内で起こっている事を理解して止めた…。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
68 三宅
聞き覚えのある歌が教室内から流れて来る…。

童歌の「かごめかごめ」だ…。

俺は教室の中に入り、音の出所を確かめる。
それは黒板の上にある放送用のスピーカーから聞こえていた。

目の前では耳を塞ぎ泣いている女子を他の女子達が宥めている。
俺はそいつらに「これ何なの?」と聞いた。
女子達曰く、自習していたら最初は小さな音で鳴りだし、スピーカーから一番近い教壇の下に座っていた佐藤が気付いたらしい。
音は段々大きくなって来るが、不思議な事に「全く聞こえない」と言い出す奴も中にはいた。
教室の中にいた十数人の内、半分近くの奴等は聞こえてないならしい。
その事実を知った女子の1人が泣きだしてしまったとの事。
佐藤は「誰かの悪戯だ!」と言い、放送委員の野口を連れて放送室へ行ったらしい。

あの舌打ちはまさか俺の事を疑ってんのか?と俺は思い、かなりムカついた…。

泣いてる奴に聞くのも悪いと思い、他の聞こえないと言ってる奴らにも「本当に聞こえないのか?」などと確認していると、歌がいきなり鳴り止んだ…。
鳴り止むと同時に「ムフフフ」みたいなココリコの田中がする様な笑い声が一瞬聞こえ、教室は静まり返った…。

しばらくすると、佐藤ではなく、担任の沢田(仮名)と野口が帰って来た。

沢田「何でもない。ただの機械の故障だった。もう4時間目も終わってるから給食にしよう」


↓に続く
(F903iX/FOMA)
69 三宅
時計を見るともう4時間目が終わって10分近く経っている。


(機械の故障なら何で終始何も聞こえない奴がいたんだ?「そっちは頭の故障です」とか言う気か?ふざけんのも好い加減にしろよ!)

俺は楽しみの給食が遅れてる事と「何でもない」という説明にかなり腹が立っていた。

しかし、納得がいかないのはやはり俺だけではなかったらしい。
給食の配膳準備中、俺は給食の班が野口と一緒だった為、野口の腑に落ちない表情を読み取り、事の真相を聞き出そうとした。
それに気付いたのか、泣いていた女子やそれを宥めていた連中も野口の所へやって来た。

最初は「先生の言う通り故障だ」と言っていたが、女子からの厳しい責め立てに根負けしたのか、自身が佐藤と教室を出てからの一部始終を語りだした…。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
70 三宅
野口曰く、佐藤と教室を出て放送室に直行したらしい。
(俺らの教室(3年2組)は二階の一番角。隣は3組の教室で、その隣が放送室→職員室となっている。放送室までは距離にして20メートルくらい)

放送室を開けようとすると、鍵が掛かっていたらしく、佐藤は職員室に鍵を取りに行った。
(因みに、放送室の鍵は2つしか存在しておらず、1つは放送委員の生徒や緊急連絡用に各教師が使う為、常に職員室にある。もう1つは放送委員担当の教師が常時携帯しているらしい)

職員室から佐藤が鍵を取り、戻って来るまで野口は放送室のドアの前にいたらしい。

佐藤が何人か他の教師を引き連れ、鍵を開けて中に入った。(勿論野口も)
そこで野口は不可解な状況を目にする…。

何も放送していない…。

野口は放送機材に詳しくない俺達の為に、できるだけ噛み砕いて説明してくれた。
予め設定されている授業開始時や終了時に鳴るチャイム以外を流そうとすると、必ず機材のオンエアランプが点灯するらしい。しかし、機材は一切動いていない。
一応全てを確認したそうだが、カセットテープもCDも音源となるものが一切挿入されていなかったらしい。
そして、その最中誰1人として笑っていなかったとの事。


放送委員として持てる知識をフル活用して出した野口の答えは「有り得ない」という事になった。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
71 三宅
しかし、教師達は「故障」という答えに纏め、野口にもそれを強制したとの事…。


後に解った事だが、どうやらあの時の「かごめかごめ」は、俺らの教室でしか流れていなかったらしく、3年2組の一部の生徒と担任以外は噂でしか知らない事実となってしまっていた。

それらを踏まえた上で野口は「考えれる方法としてはスピーカーを外して直接細工する事だけど、それをするには大掛かり過ぎるから無理だろう」と言っていた。
確かにそうだ。うちの中学はスピーカーが埋め込まれている。それを外すにはハツって取り出して細工をして、またコンクリで固めて同じ壁の色で塗装も施さなければならない。
何より、それができた所で一部の生徒にしか聞こえないなんて現象が起こりうる訳がない。


あの不思議な時間を共有していたクラスメート達は、中学卒業を前にして唯一体験した怪奇現象として記憶をしている事だろう。


終わり
(F903iX/FOMA)
72 川口のまんま
学園ホラーもんのパクりですね。


【アイツ】の仕業でいいんじゃないの!?
(P903i/FOMA)
73 やま◆ff1r
>>66-71連続で投稿していただきありがとうございますm(_ _)m

俺は怪談マニアですが、三宅サンの体験談は中々類似するものがないのでいつも((o(^-^)o))しながら読ませてもらってますよ!

今回のも確かに不思議なお話ですねぇ教室にいる全員が聞こえなかったというのも不可解ですが、何より流れてた曲がかごめかごめってのが怖いですよね あの曲は「徳川埋蔵きんの在処を歌ってる」とか色んな都市伝説がありますよね
でもわらべ歌って大人になってから聴き返してみると気味悪いですよね

三宅サンは年齢によって心霊体験の多かった時期や少なかった時期ってありました もしくは一年を通して霊を多く見る季節とかってあるんですか
(N904i/FOMA)
74 無名さん
それ霊現象とでも言いたいんか
そなもんCB無線かなんかやろ
なんでも霊現象にすなアホッ
(SO905i/FOMA)
75 三宅
>>73
連続投稿できるのも、今年は2年振りにGWの休みが取れたんで時間があるんですよ(^-^)

>>67-71は、その場に複数名が居合わせた事もあってか、俺が体験して来た中でもかなり珍しい怪奇現象となってしまいました。まあたまにはこんな変化球もあってイイかなって思って載せました。(興味がないはずの誰かさんは霊現象を投稿してると誤読されたようですが…)

未だに中学の同窓会がある度に話題に上がります。色んな可能性を考えてみても、細工だろうが無線の類だろうが聞こえなかった人が何人もいる以上、やはり有り得ませんからね。不可解です…。


「かごめかごめ」は徳川以外にも流産する妊婦や軟禁されてる遊女の事を歌ったものだという俗説もありますよね。
童歌が気味悪いと感じるのはやっぱり独特のテンポや旋律…それと意図を得ない歌詞でしょう。
歌詞の内容は考え方によっては恐ろしいものにもなりますからね(>_<)


今、振り返って考えてみると、成人になる前の方が多かったかもしれません。仕事で多忙になり、疲れる事も増えたんでそういった事に多少無頓着になってますしね(^_^;)

一年を通して頻度が変わる事は無いですね。
まあでも引っ括めて考えると年齢も季節も大差はないですよ(^-^)
(F903iX/FOMA)
76 無名さん
しっかしショボイ作り話ばかりやな

霊との根拠ゼロやん

思い込みが(霊)ということかいな
(SO905i/FOMA)
77 三宅
>>73今日はこれから出掛けてしまうので、今の内に一つ投稿しときますね(^-^)


興味のない方はスルーしてもらって結構ですし、信じるか信じないかは読み手の自由です。
文才が無い為、長文・駄文・連レスになってしまいますし、誤字脱字もあるかと思いますが、了承下さいm(_ _)m


これは3年前の4月に体験した話…。

高校時代の友人・樋口(仮名)が、サッカーで鹿児島の大学に進学し、卒業して就職の為東京に戻って来た。
実家には帰らず、一人暮らしをする為に部屋を借りたらしく、荷物が多過ぎて片付かないから手伝ってくれと連絡が来た。
俺は仕事を早めに終わらせて夕方頃、待ち合わせ場所へと向かった…。

高田馬場の駅前で待ち合わせ、2人で新居へと向かう…。駅からはちょっと離れているが、閑静な所に建つ5階建てのアパートだった。

部屋は5階の角部屋。間取りは1DK。家賃は7万ちょっとと立地的にはかなり値打ちものの物件だ。
部屋に入るとダイニングやキッチン、風呂トイレは既に片付いている。
俺は「奥の部屋のみを片付ければイイだけなのに俺必要か?」と一瞬思ったが、ウダウダやってると終わらないので作業に掛かった…。

作業は2時間程で終わり、ポストに入っていた弁当の店屋物を頼み、夕食を御馳走になった。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
78 三宅
樋口からの執拗な誘いに、翌日の仕事も調整が着きそうだった為、俺は泊まる事になった。

思い出話や就職先の話、今回の引っ越し等の話で盛り上がっていた。

聞くと、高田馬場の物件を探す中、この部屋の紹介を見て即決したとの事。住み始めて2週間。安い家賃で最上階の角部屋…最高の環境だ。
真下(4F)の部屋には女子大生らしき女が住んでいるらしく、隣の部屋には誰も住んでいないというのを挨拶に行った際に確認したらしい…。

気付くと時計の針は深夜0時を廻っていた。

樋口「もう眠いだろ?俺ちょっとパソコンいじらないとイケないから先に寝ていーぞ。俺こっち(ダイニング)で寝るの慣れてるからベッドも使っていいし」

俺は悪いと思い断ったが、これまた執拗に薦めてくる。
これ以上断る理由もないので、俺はベッドで寝る事にした。(一瞬、樋口はゲイなのか?とも考えた…まあ襲われたらブッ飛ばせばイイから問題ないが)

俺は夏や冬以外の暖かい時期は、夜風の涼しさを感じて寝るのが好きだった為、窓を少し開け、風を通し易い様に部屋のドアを開けたままにした。

慣れない場所では寝付きの悪い方なのだが、夜風が気持ちいい所為か直ぐに眠れた…。


どのくらい寝たのだろう…。ふと目が覚めた。
携帯を開くと3時を廻っていた。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
79 三宅
酒を飲んでいたわけでもないし、体調が悪かったわけでもないが、吐き気を催している事に気付いた…。
新居のトイレを俺の嘔吐物で汚したくはない。

でも、気持ち悪い……

ダイニングの方から明かりが漏れてる。キーボードを叩く音もする。樋口はまだ起きてる様だ。
俺はそれでも寝てしまおうと寝返りを打った。


ん?

何か目の前に違和感を感じる…。
壁から長いものが……手だ!
俺は息を呑んだ。
壁から手が出てる!

頭がどんどん冴えて来るのが解る。
人間?(女の)の肘から先が壁から突き出ている。手首はぷらんと垂れ下がっているが、指は何かを探す様にしきりに蠢いている。

俺は四つん這いになりダイニングに逃げた。それを見た樋口はポカンとした表情で「どうした?」と聞いて来る。
今見たものを樋口に説明しようかどうか迷った…。折角の新居…あんなものを見たなんて容易には言えない…。

すると樋口の方から意外な事を聞かれた…。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
80 三宅
樋口「やっぱ出たのか?」

俺「えっ?」

樋口は俺が霊感持ちだという事を知っている。
しかし高校時代、根っからの否定派だった樋口から「やっぱり」なんて事を言われるとは思っていなかった。


俺「うん…腕が…」

樋口「やっぱ俺の頭が可笑しくなったわけじゃないんだな?」

樋口曰く、引っ越して来た初日からそれは起こったらしい…。夜中になると部屋の壁から腕や足が出て来る。一度目にしてから視線を反らし、また見てみるともうそれはいないらしい。だが、気味の悪さは変わらないのでロクに眠れない。仕方がないからダイニングで寝ていたとの事。


壁の向こう側は誰も住んでいない部屋だ。

俺は解約した方がイイんじゃないかと言ったが、別の場所に移るカネも無いし、我慢するしかないと言っていた。


確認の為、部屋を覗いてみると腕はもう消えていた。俺は安堵し、部屋の電気を点けた。
一つ、疑問に思った事があったので樋口を問い詰めてみると、案の定奴は他人にも見えるのか確かめたいのと、俺が本当に霊感があるのかを確かめる為に俺を呼んだらしい。道理で片付ける荷物が少なかったわけだ。


俺は多少吐き気は治まったものの、まだ胸苦しさが残っていた為、夜風に当たろうとベランダに出る事にした。


↓に続く
(F903iX/FOMA)
81 三宅
ベランダに出ると心地良い風が頬に当たり、気持ちが良い…。
しかし、胸につっかえる様な違和感はまだ消しされない…。


本当に隣は空き部屋なのか…? 何故か知らないが、そんな不安を感じた。


俺は隣の部屋を覗き込もうとした…。
そんな事しなければ良かったと後悔した。

女がいたのだ…。

手摺りに頬杖をつき、半身乗り出す感じにこちらを向いてニタァっと笑う女が其処にいた…。
異様に伸びた首…脂ぎった長い髪がベタっと顔にはり付いていて、これでもかというくらい目がカッと開いていた。

あまりの不意打ちに俺はしばらく身動きが取れずにいた…。
「お前どこ見てんだよ」という樋口の声にハッとして俺は部屋に入り窓を閉め施錠した。
事の顛末を樋口に話し、カネが貯まるまでは実家に戻った方が良いんじゃないかと助言した。
樋口も他人が見えるのであるばとそれを考えていたらしく、後日実家に戻った。

今、樋口は別のアパートで悠々自適に一人暮らしを満喫している。


恐らく、要となるのは隣の部屋だったのだろう。不動産屋は諸問題のある部屋を借りる人には契約前にそれらを報告しなければイケないが、隣室まで報告しなければイケない義務はない。


俺は過去に似た様な部屋を契約した事がある。
まあその時の話はまたの機会に……。


終わり
(F903iX/FOMA)
82 やま◆ff1r
投稿ありがとうございますm(_ _)m

今出先なんでまた後で改めて感想レスしますね
(N904i/FOMA)
83 削除済
84 やま◆ff1r
>>77-81怖いですねぇ
オレも一人暮らしなんで自分の立場と置き換えて想像してみました。隣の部屋から頬杖ついた女が見てる…いやぁヤバイでしょ

霊感を試される立場ってのも楽なもんじゃないですね


三宅サン自身が契約した部屋の話も楽しみです
(N904i/FOMA)
85 やま◆ff1r
>>75次スレからはスレタイを多少変えないとダメですね
まあ彼が読解力に欠けてるのは親譲りですからねあたたかい目で見守ってあげましょう


なるほど
そう考えるとやはりわらべ歌って不思議ですよね。オレは通りゃんせが一番気味悪いです


三宅サンの場合は年齢や時期によって見える見えないはないんですね。
やはり見え方はその時々で違うんですか
(N904i/FOMA)
86 削除済
87 三宅
>>84
連休も終わってしまいましたので、また時間の空いてる時にでも投稿しますよ(^-^)
(F903iX/FOMA)
88 三宅
すいませんm(_ _)m
もう一つレスがあったのに気付きませんでした。


>>85
確かに「通りゃんせ」は特に2番の歌詞が気味悪いですよね(^_^;)
逸話や俗説も多く見受けられます…。


見え方っていうのはどの様に見えるかって事ですよね?
様々…としか言い様がないですね。
普通の人間と何ら変わらないものから半透明のものまでありますし、体験談でも書いた様に体の一部しか見えないものもありますよ。
まあ結論としては多種多様と言うしかないですね…。
(F903iX/FOMA)
89 やま◆ff1r
>>87楽しみにしてます


>>88そうですか。
前に三宅サンは一番怖い霊は生き霊だって言ってましたよね?でも三宅サンの妹サンなんかは動物霊が一番怖いんですよね?
そういった見解の相違はどうして生じるのでしょう?やはり霊感ねレベルみたいなのが違うからなんですかね?
(N904i/FOMA)
90 三宅
>>89
はい(^_^;)
今まで体験してきた中では生き霊に勝る恐怖や怒りを覚えた事はありません。 妹は動物霊に勝るものは無かったんでしょうね…。
前にも何処かで書きましたが、妹は人間の霊と違い、動物霊は意識が読み取れない?から怖かったそうです。
例えるなら動物園にいる動物の中で、飼育員が表情や行動から何を訴えてるのか解り辛いシロクマと接する際は最も注意する…といったのと少し似てますかね。

見解の相違が生じるのもやまさんの仰る様に、レベルが違い過ぎるんでしょうね(^_^;)
(F903iX/FOMA)
91 やま◆ff1r
>>90なるほどぉ

前に妹サンは霊障が生じるような写真や古物などを集めていたと言ってましたが、三宅サンが一目見ただけでもこれはヤバイって感じの物はありましたか?
(N904i/FOMA)
92 無名さん
>>90
しかしイケシャァシャァと言うわお前ホンマに病気やわ
(SO905i/FOMA)
93 無名さん
>>91
お前も煽り過ぎやろ
三宅の話、信じとらんくせに
(SO905i/FOMA)
94 無名さん
しかし三宅とやまの慇懃無礼なやり取りは笑える。お前ら日常もそんな感じなの?
(P905iTV/FOMA)
95 三宅
>>91
写真等は沢山ありましたが、古物では何時描かれたものか定かではありませんけど、B5サイズくらいの鬼女画ですかね…。あと、輪島塗の髪留めとかも気味悪かったです…。

まあ妹自身、本当にやばいやつは鍵付きのものにしまっていたみたいなので確認しませんでしたけどね(^_^;)
(F903iX/FOMA)
96 完全否定派◆N9X1
>>95わかったわかった!クズ!もう黙れ!
(P905iTV/FOMA)
97 完全否定派◆N9X1
だいたいこの三宅とやらが、あくまで娯楽の一環として語ってるならまだしも、本当だと意地を張るからおかしくなる。

証拠を求めても提示しない

こちらの要求には、する義務が無いとはぐらかし

やまとかぬかす池沼におだてられていい気持ち。

ここはすでに否定派が乗っ取ったからお前ら精神異常者は避難所で好きなだけ語れ
(P905iTV/FOMA)
98 梅太郎◆N9X1
だいたいこの三宅とやらが、あくまで娯楽の一環として語ってるならまだしも、本当だと意地を張るからおかしくなる。

証拠を求めても提示しない

こちらの要求には、する義務が無いとはぐらかし

やまとかぬかす池沼におだてられていい気持ち。

ここはすでに否定派が乗っ取ったからお前ら精神異常者は避難所で好きなだけ語れ
(P905iTV/FOMA)
99 梅太郎◆N9X1
だいたいこの三宅とやらが、あくまで娯楽の一環として語ってるならまだしも、本当だと意地を張るからおかしくなる。

証拠を求めても提示しない

こちらの要求には、する義務が無いとはぐらかし

やまとかぬかす池沼におだてられていい気持ち。

ここはすでに否定派が乗っ取ったからお前ら精神異常者は避難所で好きなだけ語れ
(P905iTV/FOMA)
100 糞スレ梅太郎◆N9X1
糸冬
(P905iTV/FOMA)