20歳

メタルギアの小説が好きだ!!

20XX年 3月20日朝鮮民主主義人民共和国 清津(チョンジン)港上陸
AM00:00 天候・曇り

スネーク:「こちらスネーク、潜入ポイントに到着した。大佐、聞こえるか。」
大佐:「良好だ、スネーク。時間通りだな。潜入作戦を開始してくれ。」
スネーク:「了解したこれより潜入作戦を開始する。」

脚本家を目指している方、こんなミッションを行いたい方、小説を書くことが得意な方はいませんか?新たな舞台は「近くて危ない国家」です。登場人物などの設定は自由なので小説の書き込みお願いします!
(W53T/au)
2 ASRS
19歳
大佐:『今回君に依頼する任務だが…清津に潜む、とある部隊を排除してもらいたい』
スネーク:『ある部隊を排除…。大佐、俺に隠し事はするなよ?』大佐:『勿論だ。今回はオタコンにバックアップとして参加して貰っている』
スネーク:『オタコンが…?』
オタコン:『やぁスネーク、久し振り』
スネーク:『あぁ、今回も宜しく頼む』
大佐:『今回、清津に君を潜入させたのは、この清津に輸入された、ブツを破壊させる為だ』
スネーク:『……そのブツとは?』
オタコン:『……メタルギア、と言えば分かるかい?』
スネーク:『何!?』
(W52T/au)
3 大佐◆YiuX
オタコン『あの核搭載式二足歩行型戦車…僕らには聞き慣れている言葉。あれがまた作られて、ここで最終調整が行われている』

スネーク『また破壊活動に殺しの依頼か…』

オタコン『実を言うと救助も頼みたいんだ』

スネーク『!?誰を救助するんだ?』

オタコン『実験者さ』

スネーク『実験者!?人体実験でもあるまいし』

オタコン『人体実験が深く関わっているんだよ。今回のメタルギアは、搭載者の脳内の活動イメージを機体に直接伝え動かすシステムになってる。もしそれが実用化されたら、操縦の知識がいらなくなる。つまり…』
(N902i/FOMA)
4 大佐◆YiuX
スネーク『乗った瞬間にメタルギアは自分の体同然になる。この技術が完成したら誰にでもメタルギアを動かせる日がくるな…』

オタコン『それだけじゃなく応用すれば、人間のからだの部位をメタルギアに義体化だってできる。でも、操縦系統に問題があって脳内のイメージをデータ化し、機体に送る際に脳にかなりの負担を掛けてしまう。その起動実験を災害孤児にやらせているんだ』

スネーク『な…孤児の救助もだな』

オタコン『頼めるかい?』
スネーク『やらなくてはならいだろう?これで破壊活動は終わりにしょう』

オタコン『ああ…これで最後だ。まずは奥に進んでくれ。横流しされた武器の倉庫があるはずだ。着いたら連絡を入れてくれないか?』

スネーク『わかった』
(N902i/FOMA)
5 大佐◆YiuX
AM00:05
 冷たい風が港を吹き抜け、濡れたスニーキングスーツが著しく体温を下げる。真夜中の漆黒の闇が、港の空気を鉛のように重いモノにさせていた。
スネーク『さて』
 彼の呟きは風に流され漆黒へと消えてゆく。
 いつものことだ。通信中は気の紛れる思いでいても現実は自分一人、戦場で冷たい装備を背負い一人で戦う。
 そんな非常識な世界が俺の生きる世界。もう、目につけてる暗視ゴーグルの重さにも銃声にも…死体も鮮血も慣れてしまった。
スネーク(いや、好きでやってるわけじゃない。そう言えたら終わりだな)
 苦笑する。
(N902i/FOMA)
6 大佐◆YiuX
 戦う事でしかおのれを表現できない…だが、いつも自分の意志で戦ってきた。
かつての戦友を思い出し心の中で繰り返す。
スネーク『きたか…』

AM00:08
 ドラム缶を背にしゃがみこんで8分が経過した。
相変わらずかわらない緑色のゴーグル越しの世界。
一つ違うのは時折聞こえてくる見張りの足音だ。
スネーク(ここの見張りはスリーマンセル〈三人一組〉だ。一人が俺のところまでくると、ほか二人は倉庫裏に回る)
(N902i/FOMA)
7 削除済
8 大佐◆YiuX
 いつも自分の意志で戦ってきた。かつての戦友を思い出し、心の中で繰り返す。
AM00:12
 ドラム缶を背にしゃがみこんで7分が経過した。
 緑色のゴーグル越しの世界は、静寂に包まれて戦場とはかけ離れている。
一つ違うのは、時折聞こえてくる見張りの足音だ。
スネーク(見張りはスリーマン・セル〈三人一組〉一人が俺のところまでくると、他二人は倉庫裏の巡回にあたる…か)
(N902i/FOMA)
9 大佐◆YiuX
 俺たちは戦う事でしか己を表現できない。でも、いつも自分の意志で戦ってきた…戦友を思い出し心の中で繰り返す。

 AM00:12
 港のドラム缶脇にしゃがみこんでから7分が経過した。緑色のゴーグル越しの世界は静かに時間が経過している。

スネーク『きたか』

 時折聞こえてくる見張りの足音だ。

スネーク(見張りはスリーマンセル〈三人一組〉だな。一人が俺のところまでくると、残りは倉庫裏に回る…なら!)
 ドラム缶脇から勢い良く飛び出した。
(N902i/FOMA)
10 ASRS
19歳
AM00:13

一人となった見張りの隙を見計らい、ドラム缶から敵兵との間合いをストーキングで詰め、息を押し殺す。
スネーク『(今だ…!)』
兵士A『……!?』
背後から敵兵の首全体に腕を通し、回転させると同時に首から鈍い音が鳴り、見張りの排除を認識させる。
ゴキ!
スネーク『ふぅ…』
勿論そのままにしておく筈も無く、死亡した敵兵をドラム缶の中へ隠蔽する。
AM00:14
油とガスが混ざり合った匂いに息を止め、基地の壁面に造られたダクトを発見する。
スネーク『ハァ…』
口から白い息が漏れ、ダクトの中が寒い環境である事をスニーキングスーツから肌を通して実感し、アラスカ暮らしに慣れているスネークはCALL音に応答する。
大佐『状況はどうだ…?』
スネーク『今ダクトから潜入した所だ…』
暗く闇と化すダクトの通風孔の中を暗示ゴーグルを装着しながら進んで行く。
(W52T/au)
11 ASRS
19歳
金網に封じられたダクトから基地の内部を眺める。
兵士B『行け!』
スネーク『あれは!?』
金網越しスネークが垣間見た光景、それは敵兵の叱咤に手錠で連行されて行く戦災孤児の姿だった。
布切れを覆い、腕や足に作られる痣。
大佐『何て事を…』
オタコン『恐らく、部品でしか見ていないのかも知れない』
スネーク『許される筈がない!』
子供達の光景に息を荒く吐き、光景をよそにダクトを先に進む。
スネーク『子供達は語り伝えて行く為に有る。子供達は、後の時代に語り継がなくてはならない』
大佐『そうだな…』
オタコン『何としても終わらせるんだ、この計画は…』
(W52T/au)
12 ヴァシリ・ザァイツェフ◆daLf
そのときだった
敵兵「何をしている!?」
大佐「見つかったのか?」
スネーク「いや違う」
子供「ひっ・・・」
敵兵「逃げ出そうとしやがったな・・・」
そういうとその兵士はホルスターから拳銃を取り出し、子供の眉間に向けた。
スネークの位置からでは遠くて種類はわからない。
子供「もうしないから許してくだ・・・」
パンッ・・・・・・・・・カランカラン・・・ドサッ
敵兵「あいにく、脱走者には容赦するなといわれてるんでな」
大佐「なんてことを・・・」
(PC)
13 海猫
>>10
※暗示(あんじ)→暗視(あんし)
(W33SA/au)
14 海猫
>>10
※暗示(あんじ)→暗視(あんし)
(W33SA/au)
15 大佐◆YiuX
オタコン「まず子供たちを助けるためには、脱出回路を確保しなくちゃいけないんだけど、何分情報が少なすぎて…」

スネーク「基地の構造から知る必要があるのか?」

オタコン「そうなんだ…まず、この基地のどこかにある資料庫を探してくれないか?基地の詳細な地図が保管されているはずだ」

スネーク「わかった。資料庫のセキリティはどうなんだ?」

オタコン「パスワードと鍵、そして兵士の網膜パターンが必要なんだ」

スネーク「トリプルキーか…パスワードと鍵はどこで手に入れたらいい?」

オタコン「パスワードは僕が解析するよ。ただ鍵の方はとある人物が所持しているんだ」

スネーク「誰だ?」

オタコン「この基地の防衛管理を担当しているイージス博士だよ。しかし、彼は無理矢理連れてこられた人間だから、うまく説得できるといいんだけど」

スネーク「何、無理なら少し眠ってもらうさ」
(N902i/FOMA)
16 削除済
17 削除済
18 ゴミ箱
???「何をしている?」スネークは死体の方に目を向けると外見40代後半辺り、短い銀髪の男が奥から出てきた。
敵兵「はっ!子供が一人脱走をしようとしたので規則通りに射殺しました。」
40代の男「そうか…、引き続き警備を続けろ。コイツの始末は私がやる。」
敵兵「いえ、貴方の様な方ではなく私が…」
敵兵は死体を運ぼうとすると、
40代の男「私の言う事がわからないのか?」
40代の男の鋭い眼孔が敵兵を睨みつける。
敵兵「しっ、失礼しました!」
敵兵は声を震わしながら謝罪する。
40代の男は敵兵から死体を引き剥がして奥へ消えていった。
スネーク「大佐、外見から見て40代の男を発見…。どうやらこの施設の者ではなさそうだ。」
大佐「何故そう言える?」スネーク「2Mもある40代の男が白衣を着て太い腕で死体を担ぎ、この施設に、この国にいると言えるのか?」
オタコン「とりあえずイージス博士を探してくれ。」スネーク「わかった。パスワードのついでに40代の大男についても調べてくれ。」
オタコン「了解。」
(P902i/FOMA)
19 大佐◆YiuX
その頃、基地の中心部では…

???「開発はどのぐらい進んでいる?」

薄暗い円形の広間、黒マントを羽織った白髪の男がドスの聞いた声を出す。

???「はい、キング。順調でございます」

穏やかな老翁な声が響く。
???「しかしながら、子供たちの数が不足しています。実験を続けるためにはまだまだ足りぬかと…」

白髪の男「そうか…まだ連れてこないといけないのか…」

悲観の声をあげ、虚空を見やる。日々聞こえてくる子供の悲鳴、血の匂いが彼を苦しめる。

???「苦しみますかな?だか貴方の願いを叶えるためなのですよ?」

白髪の男「わかっている!!ほざくな!」

鼓膜が震える位の声だったが、相手はただ悠長に笑っているだけだ。

???「なら、やるしかありますまい。どれだけ血が流れようと…」

白髪の男「そうだな…後戻りはできぬのだ…後も頼むぞ、シャラッシャー・シカ」

答えを聞かぬうちに白髪の男はさっさと消えていた。
シャラッシャー・シカ「はい、仰せの通りに…キング」

誰もいなくなった暗がりで、ニャリと笑いながら静かに呟いた。
(N902i/FOMA)
20 大佐◆YiuX
スネーク「ところでオタコン」

オタコン「どうしたんだい?」

スネーク「さっきの子供達に付いていた鎖だが、まだ真新しかった」

オタコン「取り替えたんじゃないのかい?」

スネーク「にしても、可笑しくないか?鎖が新しすぎる。錆や古い鉄の匂いがしないし、海が近いなら浜風の影響ですぐ鎖は錆つく、錆付いた鎖を付けていたなら汗で皮膚が爛れ蛆が沸く、だが子供達にはそれが無かった」

オタコン「…誰かが付けさせたのかな?」

スネーク「分からん。さっきの大男もなぜ此処にきたんだ?様子を見にきたにしては子供が死んだタイミングといい…」

オタコン「…今回はいつもよりお喋りだけど、どうしたんだい?」

大佐「スネーク。敵には敵の事情があるんだ。無駄な考えをするな!任務に集中するんだ!」

スネーク「ああ…任務に戻る」

無線を切る。
(N902i/FOMA)
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