20歳
メタルギアの小説が好きだ!!
20XX年 3月20日朝鮮民主主義人民共和国 清津(チョンジン)港上陸
AM00:00 天候・曇り
スネーク:「こちらスネーク、潜入ポイントに到着した。大佐、聞こえるか。」
大佐:「良好だ、スネーク。時間通りだな。潜入作戦を開始してくれ。」
スネーク:「了解したこれより潜入作戦を開始する。」
脚本家を目指している方、こんなミッションを行いたい方、小説を書くことが得意な方はいませんか?新たな舞台は「近くて危ない国家」です。登場人物などの設定は自由なので小説の書き込みお願いします!
AM00:00 天候・曇り
スネーク:「こちらスネーク、潜入ポイントに到着した。大佐、聞こえるか。」
大佐:「良好だ、スネーク。時間通りだな。潜入作戦を開始してくれ。」
スネーク:「了解したこれより潜入作戦を開始する。」
脚本家を目指している方、こんなミッションを行いたい方、小説を書くことが得意な方はいませんか?新たな舞台は「近くて危ない国家」です。登場人物などの設定は自由なので小説の書き込みお願いします!
(W53T/au)
2 ASRS
19歳
大佐:『今回君に依頼する任務だが…清津に潜む、とある部隊を排除してもらいたい』
スネーク:『ある部隊を排除…。大佐、俺に隠し事はするなよ?』大佐:『勿論だ。今回はオタコンにバックアップとして参加して貰っている』
スネーク:『オタコンが…?』
オタコン:『やぁスネーク、久し振り』
スネーク:『あぁ、今回も宜しく頼む』
大佐:『今回、清津に君を潜入させたのは、この清津に輸入された、ブツを破壊させる為だ』
スネーク:『……そのブツとは?』
オタコン:『……メタルギア、と言えば分かるかい?』
スネーク:『何!?』
スネーク:『ある部隊を排除…。大佐、俺に隠し事はするなよ?』大佐:『勿論だ。今回はオタコンにバックアップとして参加して貰っている』
スネーク:『オタコンが…?』
オタコン:『やぁスネーク、久し振り』
スネーク:『あぁ、今回も宜しく頼む』
大佐:『今回、清津に君を潜入させたのは、この清津に輸入された、ブツを破壊させる為だ』
スネーク:『……そのブツとは?』
オタコン:『……メタルギア、と言えば分かるかい?』
スネーク:『何!?』
(W52T/au)
3 大佐◆YiuX
オタコン『あの核搭載式二足歩行型戦車…僕らには聞き慣れている言葉。あれがまた作られて、ここで最終調整が行われている』
スネーク『また破壊活動に殺しの依頼か…』
オタコン『実を言うと救助も頼みたいんだ』
スネーク『!?誰を救助するんだ?』
オタコン『実験者さ』
スネーク『実験者!?人体実験でもあるまいし』
オタコン『人体実験が深く関わっているんだよ。今回のメタルギアは、搭載者の脳内の活動イメージを機体に直接伝え動かすシステムになってる。もしそれが実用化されたら、操縦の知識がいらなくなる。つまり…』
スネーク『また破壊活動に殺しの依頼か…』
オタコン『実を言うと救助も頼みたいんだ』
スネーク『!?誰を救助するんだ?』
オタコン『実験者さ』
スネーク『実験者!?人体実験でもあるまいし』
オタコン『人体実験が深く関わっているんだよ。今回のメタルギアは、搭載者の脳内の活動イメージを機体に直接伝え動かすシステムになってる。もしそれが実用化されたら、操縦の知識がいらなくなる。つまり…』
(N902i/FOMA)
4 大佐◆YiuX
スネーク『乗った瞬間にメタルギアは自分の体同然になる。この技術が完成したら誰にでもメタルギアを動かせる日がくるな…』
オタコン『それだけじゃなく応用すれば、人間のからだの部位をメタルギアに義体化だってできる。でも、操縦系統に問題があって脳内のイメージをデータ化し、機体に送る際に脳にかなりの負担を掛けてしまう。その起動実験を災害孤児にやらせているんだ』
スネーク『な…孤児の救助もだな』
オタコン『頼めるかい?』
スネーク『やらなくてはならいだろう?これで破壊活動は終わりにしょう』
オタコン『ああ…これで最後だ。まずは奥に進んでくれ。横流しされた武器の倉庫があるはずだ。着いたら連絡を入れてくれないか?』
スネーク『わかった』
オタコン『それだけじゃなく応用すれば、人間のからだの部位をメタルギアに義体化だってできる。でも、操縦系統に問題があって脳内のイメージをデータ化し、機体に送る際に脳にかなりの負担を掛けてしまう。その起動実験を災害孤児にやらせているんだ』
スネーク『な…孤児の救助もだな』
オタコン『頼めるかい?』
スネーク『やらなくてはならいだろう?これで破壊活動は終わりにしょう』
オタコン『ああ…これで最後だ。まずは奥に進んでくれ。横流しされた武器の倉庫があるはずだ。着いたら連絡を入れてくれないか?』
スネーク『わかった』
(N902i/FOMA)
5 大佐◆YiuX
AM00:05
冷たい風が港を吹き抜け、濡れたスニーキングスーツが著しく体温を下げる。真夜中の漆黒の闇が、港の空気を鉛のように重いモノにさせていた。
スネーク『さて』
彼の呟きは風に流され漆黒へと消えてゆく。
いつものことだ。通信中は気の紛れる思いでいても現実は自分一人、戦場で冷たい装備を背負い一人で戦う。
そんな非常識な世界が俺の生きる世界。もう、目につけてる暗視ゴーグルの重さにも銃声にも…死体も鮮血も慣れてしまった。
スネーク(いや、好きでやってるわけじゃない。そう言えたら終わりだな)
苦笑する。
冷たい風が港を吹き抜け、濡れたスニーキングスーツが著しく体温を下げる。真夜中の漆黒の闇が、港の空気を鉛のように重いモノにさせていた。
スネーク『さて』
彼の呟きは風に流され漆黒へと消えてゆく。
いつものことだ。通信中は気の紛れる思いでいても現実は自分一人、戦場で冷たい装備を背負い一人で戦う。
そんな非常識な世界が俺の生きる世界。もう、目につけてる暗視ゴーグルの重さにも銃声にも…死体も鮮血も慣れてしまった。
スネーク(いや、好きでやってるわけじゃない。そう言えたら終わりだな)
苦笑する。
(N902i/FOMA)
6 大佐◆YiuX
戦う事でしかおのれを表現できない…だが、いつも自分の意志で戦ってきた。
かつての戦友を思い出し心の中で繰り返す。
スネーク『きたか…』
AM00:08
ドラム缶を背にしゃがみこんで8分が経過した。
相変わらずかわらない緑色のゴーグル越しの世界。
一つ違うのは時折聞こえてくる見張りの足音だ。
スネーク(ここの見張りはスリーマンセル〈三人一組〉だ。一人が俺のところまでくると、ほか二人は倉庫裏に回る)
かつての戦友を思い出し心の中で繰り返す。
スネーク『きたか…』
AM00:08
ドラム缶を背にしゃがみこんで8分が経過した。
相変わらずかわらない緑色のゴーグル越しの世界。
一つ違うのは時折聞こえてくる見張りの足音だ。
スネーク(ここの見張りはスリーマンセル〈三人一組〉だ。一人が俺のところまでくると、ほか二人は倉庫裏に回る)
(N902i/FOMA)
7 削除済
8 大佐◆YiuX
いつも自分の意志で戦ってきた。かつての戦友を思い出し、心の中で繰り返す。
AM00:12
ドラム缶を背にしゃがみこんで7分が経過した。
緑色のゴーグル越しの世界は、静寂に包まれて戦場とはかけ離れている。
一つ違うのは、時折聞こえてくる見張りの足音だ。
スネーク(見張りはスリーマン・セル〈三人一組〉一人が俺のところまでくると、他二人は倉庫裏の巡回にあたる…か)
AM00:12
ドラム缶を背にしゃがみこんで7分が経過した。
緑色のゴーグル越しの世界は、静寂に包まれて戦場とはかけ離れている。
一つ違うのは、時折聞こえてくる見張りの足音だ。
スネーク(見張りはスリーマン・セル〈三人一組〉一人が俺のところまでくると、他二人は倉庫裏の巡回にあたる…か)
(N902i/FOMA)
9 大佐◆YiuX
俺たちは戦う事でしか己を表現できない。でも、いつも自分の意志で戦ってきた…戦友を思い出し心の中で繰り返す。
AM00:12
港のドラム缶脇にしゃがみこんでから7分が経過した。緑色のゴーグル越しの世界は静かに時間が経過している。
スネーク『きたか』
時折聞こえてくる見張りの足音だ。
スネーク(見張りはスリーマンセル〈三人一組〉だな。一人が俺のところまでくると、残りは倉庫裏に回る…なら!)
ドラム缶脇から勢い良く飛び出した。
AM00:12
港のドラム缶脇にしゃがみこんでから7分が経過した。緑色のゴーグル越しの世界は静かに時間が経過している。
スネーク『きたか』
時折聞こえてくる見張りの足音だ。
スネーク(見張りはスリーマンセル〈三人一組〉だな。一人が俺のところまでくると、残りは倉庫裏に回る…なら!)
ドラム缶脇から勢い良く飛び出した。
(N902i/FOMA)
10 ASRS
19歳
AM00:13
一人となった見張りの隙を見計らい、ドラム缶から敵兵との間合いをストーキングで詰め、息を押し殺す。
スネーク『(今だ…!)』
兵士A『……!?』
背後から敵兵の首全体に腕を通し、回転させると同時に首から鈍い音が鳴り、見張りの排除を認識させる。
ゴキ!
スネーク『ふぅ…』
勿論そのままにしておく筈も無く、死亡した敵兵をドラム缶の中へ隠蔽する。
AM00:14
油とガスが混ざり合った匂いに息を止め、基地の壁面に造られたダクトを発見する。
スネーク『ハァ…』
口から白い息が漏れ、ダクトの中が寒い環境である事をスニーキングスーツから肌を通して実感し、アラスカ暮らしに慣れているスネークはCALL音に応答する。
大佐『状況はどうだ…?』
スネーク『今ダクトから潜入した所だ…』
暗く闇と化すダクトの通風孔の中を暗示ゴーグルを装着しながら進んで行く。
一人となった見張りの隙を見計らい、ドラム缶から敵兵との間合いをストーキングで詰め、息を押し殺す。
スネーク『(今だ…!)』
兵士A『……!?』
背後から敵兵の首全体に腕を通し、回転させると同時に首から鈍い音が鳴り、見張りの排除を認識させる。
ゴキ!
スネーク『ふぅ…』
勿論そのままにしておく筈も無く、死亡した敵兵をドラム缶の中へ隠蔽する。
AM00:14
油とガスが混ざり合った匂いに息を止め、基地の壁面に造られたダクトを発見する。
スネーク『ハァ…』
口から白い息が漏れ、ダクトの中が寒い環境である事をスニーキングスーツから肌を通して実感し、アラスカ暮らしに慣れているスネークはCALL音に応答する。
大佐『状況はどうだ…?』
スネーク『今ダクトから潜入した所だ…』
暗く闇と化すダクトの通風孔の中を暗示ゴーグルを装着しながら進んで行く。
(W52T/au)
11 ASRS
19歳
金網に封じられたダクトから基地の内部を眺める。
兵士B『行け!』
スネーク『あれは!?』
金網越しスネークが垣間見た光景、それは敵兵の叱咤に手錠で連行されて行く戦災孤児の姿だった。
布切れを覆い、腕や足に作られる痣。
大佐『何て事を…』
オタコン『恐らく、部品でしか見ていないのかも知れない』
スネーク『許される筈がない!』
子供達の光景に息を荒く吐き、光景をよそにダクトを先に進む。
スネーク『子供達は語り伝えて行く為に有る。子供達は、後の時代に語り継がなくてはならない』
大佐『そうだな…』
オタコン『何としても終わらせるんだ、この計画は…』
兵士B『行け!』
スネーク『あれは!?』
金網越しスネークが垣間見た光景、それは敵兵の叱咤に手錠で連行されて行く戦災孤児の姿だった。
布切れを覆い、腕や足に作られる痣。
大佐『何て事を…』
オタコン『恐らく、部品でしか見ていないのかも知れない』
スネーク『許される筈がない!』
子供達の光景に息を荒く吐き、光景をよそにダクトを先に進む。
スネーク『子供達は語り伝えて行く為に有る。子供達は、後の時代に語り継がなくてはならない』
大佐『そうだな…』
オタコン『何としても終わらせるんだ、この計画は…』
(W52T/au)
12 ヴァシリ・ザァイツェフ◆daLf
そのときだった
敵兵「何をしている!?」
大佐「見つかったのか?」
スネーク「いや違う」
子供「ひっ・・・」
敵兵「逃げ出そうとしやがったな・・・」
そういうとその兵士はホルスターから拳銃を取り出し、子供の眉間に向けた。
スネークの位置からでは遠くて種類はわからない。
子供「もうしないから許してくだ・・・」
パンッ・・・・・・・・・カランカラン・・・ドサッ
敵兵「あいにく、脱走者には容赦するなといわれてるんでな」
大佐「なんてことを・・・」
敵兵「何をしている!?」
大佐「見つかったのか?」
スネーク「いや違う」
子供「ひっ・・・」
敵兵「逃げ出そうとしやがったな・・・」
そういうとその兵士はホルスターから拳銃を取り出し、子供の眉間に向けた。
スネークの位置からでは遠くて種類はわからない。
子供「もうしないから許してくだ・・・」
パンッ・・・・・・・・・カランカラン・・・ドサッ
敵兵「あいにく、脱走者には容赦するなといわれてるんでな」
大佐「なんてことを・・・」
(PC)
15 大佐◆YiuX
オタコン「まず子供たちを助けるためには、脱出回路を確保しなくちゃいけないんだけど、何分情報が少なすぎて…」
スネーク「基地の構造から知る必要があるのか?」
オタコン「そうなんだ…まず、この基地のどこかにある資料庫を探してくれないか?基地の詳細な地図が保管されているはずだ」
スネーク「わかった。資料庫のセキリティはどうなんだ?」
オタコン「パスワードと鍵、そして兵士の網膜パターンが必要なんだ」
スネーク「トリプルキーか…パスワードと鍵はどこで手に入れたらいい?」
オタコン「パスワードは僕が解析するよ。ただ鍵の方はとある人物が所持しているんだ」
スネーク「誰だ?」
オタコン「この基地の防衛管理を担当しているイージス博士だよ。しかし、彼は無理矢理連れてこられた人間だから、うまく説得できるといいんだけど」
スネーク「何、無理なら少し眠ってもらうさ」
スネーク「基地の構造から知る必要があるのか?」
オタコン「そうなんだ…まず、この基地のどこかにある資料庫を探してくれないか?基地の詳細な地図が保管されているはずだ」
スネーク「わかった。資料庫のセキリティはどうなんだ?」
オタコン「パスワードと鍵、そして兵士の網膜パターンが必要なんだ」
スネーク「トリプルキーか…パスワードと鍵はどこで手に入れたらいい?」
オタコン「パスワードは僕が解析するよ。ただ鍵の方はとある人物が所持しているんだ」
スネーク「誰だ?」
オタコン「この基地の防衛管理を担当しているイージス博士だよ。しかし、彼は無理矢理連れてこられた人間だから、うまく説得できるといいんだけど」
スネーク「何、無理なら少し眠ってもらうさ」
(N902i/FOMA)
16 削除済
17 削除済
18 ゴミ箱
???「何をしている?」スネークは死体の方に目を向けると外見40代後半辺り、短い銀髪の男が奥から出てきた。
敵兵「はっ!子供が一人脱走をしようとしたので規則通りに射殺しました。」
40代の男「そうか…、引き続き警備を続けろ。コイツの始末は私がやる。」
敵兵「いえ、貴方の様な方ではなく私が…」
敵兵は死体を運ぼうとすると、
40代の男「私の言う事がわからないのか?」
40代の男の鋭い眼孔が敵兵を睨みつける。
敵兵「しっ、失礼しました!」
敵兵は声を震わしながら謝罪する。
40代の男は敵兵から死体を引き剥がして奥へ消えていった。
スネーク「大佐、外見から見て40代の男を発見…。どうやらこの施設の者ではなさそうだ。」
大佐「何故そう言える?」スネーク「2Mもある40代の男が白衣を着て太い腕で死体を担ぎ、この施設に、この国にいると言えるのか?」
オタコン「とりあえずイージス博士を探してくれ。」スネーク「わかった。パスワードのついでに40代の大男についても調べてくれ。」
オタコン「了解。」
敵兵「はっ!子供が一人脱走をしようとしたので規則通りに射殺しました。」
40代の男「そうか…、引き続き警備を続けろ。コイツの始末は私がやる。」
敵兵「いえ、貴方の様な方ではなく私が…」
敵兵は死体を運ぼうとすると、
40代の男「私の言う事がわからないのか?」
40代の男の鋭い眼孔が敵兵を睨みつける。
敵兵「しっ、失礼しました!」
敵兵は声を震わしながら謝罪する。
40代の男は敵兵から死体を引き剥がして奥へ消えていった。
スネーク「大佐、外見から見て40代の男を発見…。どうやらこの施設の者ではなさそうだ。」
大佐「何故そう言える?」スネーク「2Mもある40代の男が白衣を着て太い腕で死体を担ぎ、この施設に、この国にいると言えるのか?」
オタコン「とりあえずイージス博士を探してくれ。」スネーク「わかった。パスワードのついでに40代の大男についても調べてくれ。」
オタコン「了解。」
(P902i/FOMA)
19 大佐◆YiuX
その頃、基地の中心部では…
???「開発はどのぐらい進んでいる?」
薄暗い円形の広間、黒マントを羽織った白髪の男がドスの聞いた声を出す。
???「はい、キング。順調でございます」
穏やかな老翁な声が響く。
???「しかしながら、子供たちの数が不足しています。実験を続けるためにはまだまだ足りぬかと…」
白髪の男「そうか…まだ連れてこないといけないのか…」
悲観の声をあげ、虚空を見やる。日々聞こえてくる子供の悲鳴、血の匂いが彼を苦しめる。
???「苦しみますかな?だか貴方の願いを叶えるためなのですよ?」
白髪の男「わかっている!!ほざくな!」
鼓膜が震える位の声だったが、相手はただ悠長に笑っているだけだ。
???「なら、やるしかありますまい。どれだけ血が流れようと…」
白髪の男「そうだな…後戻りはできぬのだ…後も頼むぞ、シャラッシャー・シカ」
答えを聞かぬうちに白髪の男はさっさと消えていた。
シャラッシャー・シカ「はい、仰せの通りに…キング」
誰もいなくなった暗がりで、ニャリと笑いながら静かに呟いた。
???「開発はどのぐらい進んでいる?」
薄暗い円形の広間、黒マントを羽織った白髪の男がドスの聞いた声を出す。
???「はい、キング。順調でございます」
穏やかな老翁な声が響く。
???「しかしながら、子供たちの数が不足しています。実験を続けるためにはまだまだ足りぬかと…」
白髪の男「そうか…まだ連れてこないといけないのか…」
悲観の声をあげ、虚空を見やる。日々聞こえてくる子供の悲鳴、血の匂いが彼を苦しめる。
???「苦しみますかな?だか貴方の願いを叶えるためなのですよ?」
白髪の男「わかっている!!ほざくな!」
鼓膜が震える位の声だったが、相手はただ悠長に笑っているだけだ。
???「なら、やるしかありますまい。どれだけ血が流れようと…」
白髪の男「そうだな…後戻りはできぬのだ…後も頼むぞ、シャラッシャー・シカ」
答えを聞かぬうちに白髪の男はさっさと消えていた。
シャラッシャー・シカ「はい、仰せの通りに…キング」
誰もいなくなった暗がりで、ニャリと笑いながら静かに呟いた。
(N902i/FOMA)
20 大佐◆YiuX
スネーク「ところでオタコン」
オタコン「どうしたんだい?」
スネーク「さっきの子供達に付いていた鎖だが、まだ真新しかった」
オタコン「取り替えたんじゃないのかい?」
スネーク「にしても、可笑しくないか?鎖が新しすぎる。錆や古い鉄の匂いがしないし、海が近いなら浜風の影響ですぐ鎖は錆つく、錆付いた鎖を付けていたなら汗で皮膚が爛れ蛆が沸く、だが子供達にはそれが無かった」
オタコン「…誰かが付けさせたのかな?」
スネーク「分からん。さっきの大男もなぜ此処にきたんだ?様子を見にきたにしては子供が死んだタイミングといい…」
オタコン「…今回はいつもよりお喋りだけど、どうしたんだい?」
大佐「スネーク。敵には敵の事情があるんだ。無駄な考えをするな!任務に集中するんだ!」
スネーク「ああ…任務に戻る」
無線を切る。
オタコン「どうしたんだい?」
スネーク「さっきの子供達に付いていた鎖だが、まだ真新しかった」
オタコン「取り替えたんじゃないのかい?」
スネーク「にしても、可笑しくないか?鎖が新しすぎる。錆や古い鉄の匂いがしないし、海が近いなら浜風の影響ですぐ鎖は錆つく、錆付いた鎖を付けていたなら汗で皮膚が爛れ蛆が沸く、だが子供達にはそれが無かった」
オタコン「…誰かが付けさせたのかな?」
スネーク「分からん。さっきの大男もなぜ此処にきたんだ?様子を見にきたにしては子供が死んだタイミングといい…」
オタコン「…今回はいつもよりお喋りだけど、どうしたんだい?」
大佐「スネーク。敵には敵の事情があるんだ。無駄な考えをするな!任務に集中するんだ!」
スネーク「ああ…任務に戻る」
無線を切る。
(N902i/FOMA)
21 削除済