1 志摩廉造

かいらしい燐に宛てる

好きやなぁ…

ほんに大好きや。
気がつけば何時もあの子のこと考えとる。
今も何してるんやろー…とか。…はは、これって結構重症なんちゃう?


なぁ、燐。
俺はきっとキミが思っとる以上にキミのことが好きやで。
俺も燐と同じように心臓バクバクいうて煩いんや。せやけどこの煩さが堪らなく心地ええのも確か。
これからもずっとキミに恋焦がれていたいと切に想う。
そしてキミも俺と同じ気持ちやったら嬉し過ぎて往生しますわ。
これからもよろしゅうな。
俺だけのかいらしいキミへ。
(早よ俺に嫁いで欲しいわ。兄貴らに挨拶するんやろ?)


見付からん自信がある。…けど、恥ずかしいこと言うてもうた…!!
(i)
2 奥村燐
俺の鼻を誤魔化そうったってそうはいかねぇぞ志摩。


あー、ヤバい目茶苦茶舞い上がっちまってる。

なぁ志摩、俺さ、こっちに何度も書こうとしてたんだ。

でもお前がそういうの苦手だったら嫌われちまうかなとか、俺ばっか言ってたらきっと重たいよなとか、すげー迷って残す勇気なくてさ。


だからお前が残してくれたの目茶苦茶嬉しいんだ。

お前が教えてくれた時(いや無理矢理聞き出した訳だけども)、なんつーか目の所じわってした位嬉しかったんだよ。


俺はどっちかっつーと雑だし、あんま可愛げねぇけどよ…志摩に言われるとなんつーか…嬉しいんだ。


好きになった奴に好きになり返して貰えるなんてさ、なんつったら良いのか解らないくらい嬉しいよ。


…ありがとな。


そんで相手の事考えまくるのは俺もっつか俺が先だからお前も責任取れよな。

俺も志摩の兄貴達に挨拶するから、お前も雪男にサシで挨拶してくれ。


可愛くねー俺より、にやけた顔した俺の一番大事な奴へ。
(EZ)
…まさか見付かるなんて思っとらんかったから燐が聞いてきた時、正直言うとかなり動揺したんや。俺変な顔しとったやろ?

でも、ぶっちゃけるとホンマは何時気付いてくれるんやろ、って期待もしてた。なんて言えばええのかな、見付けて欲しいけど恥ずかしいみたいな、そこらの女の子並みにドキドキしてたんやで?

だから気付いてくれた時は嬉しかった。燐も嬉しい言うてくれはったけど、俺も同じ位に舞い上がったんや。だって、惚気板見てたっちゅー事は燐も惚気たいと思ってくれてたんよね?そんなん喜ぶに決まっとる。他にもぎょーさん居るのに、その中から俺を見付けてくれたっちゅーのがめちゃくちゃ嬉しかったんや。


俺がキミを選んだのと同じく、キミも俺を選んでくれた。
運命、なんて軽々しく口にはしたくないんやけど、燐とやったらその言葉を口にするのもええかもしれへん。
…なーんてな。


真っ赤な顔で照れるキミへ
(i)
あぁ、くそ…どうしよう。
なんつーか今お前の父ちゃんとな勝呂とか俺の修行とか、それどころじゃねーの解ってんのにお前と話せんのが嬉しくて止まらねーよ。


目一杯触っちまうし、なんか変な…つかきしょい顔しちまうし言っちまうし、あーもうなんだコレなんだコレなんだコレ!!


志摩、どうしてくれんだ馬鹿。


なんか頭からお前が離れねぇし会うと…あれだ…お、お前が言え言え言ってくるアホみたいなやつ言いそうになるし!
柄じゃねぇよ勘弁しろっての!
つか、ぜってー合わないと思うんだけど!!


…ハロウィンの時に言っても笑うんじゃねーぞ。
(EZ)
キミはよく"上手く甘えられない"て言いはるけど、それはちゃうで?
俺からしてみればその不器用なところも、可愛げがないとこも全部ひっくるめて大好きなんや。
そのお陰で毎日理性と死闘繰り広げてるんやで?
…今『お前に理性なんかあったのか』っちゅー言葉が聞こえた気ぃしたんやけど気のせいやね、きっと(笑)

せや、燐はあの手紙読んだら消して欲しい言うたけどそれは聞けないお願いですわ。俺の大切な手紙入れとる箱に保存してもうたし。でも、よーく見たらその箱燐からの手紙しか入っとらんなぁ。

言いたい事は山程ある筈なんやけど上手く纏まってくれへん…燐の事で頭いっぱいや。ほんまに大好き。
過去も何も関係あらへん、今が幸せやから…キミが居ってくれたら俺は幸せになれる。これから先も俺を幸せ者にしてあげてな?


俺が食べたいもんはすき焼きやなくて、今目の前に居るキミや。
(i)
キミの全てが俺のモンやったらええのに。

その目は俺を見る為に
その手は俺を抱き締める為に
その足は俺の傍に駆け寄る為に
その唇は俺に甘い言葉を囁く為に


…ぶはっ、自分で言うてもめちゃくちゃやな…そんなん分かっとる。
分かっとるんやけど…キミの全てを独り占めしたくて堪らへんねや。
これは俺の我が儘。

自分でよーく分かっとる。

…でも、此処で呟くくらいは許してや?


ただ一つ、今この瞬間のキミの寝顔は俺だけのモンや。
(i)
あー、頭ぼやぼやする…志摩、今日はちゃんと飯食えたかな。

情けねぇな、早く治さないと志摩に寂しい思いさせちまってばっかだ。
志摩、大丈夫かな。
いつもみたくけろっとしてたりして。
怒ってねぇかな。

…待たしちまってんのに、寂しいな。


…志摩、今何やってんのかな。
会いに行ったら心配させるよな。
嘘ついてもたぶんばれるよな。


やべー会いたいんだけどどうすっかな。


…うぁ、柄にもねーこと言ってたらまた目ぇちかちかした…
携帯、閉じないとな。


…志摩、おやすみな。


お前がいないとすげー寒いんだな、布団の中。


…会いたいな。
今お前のにやけ面見たらさ、嬉しくて泣いちまうかも、なんて。


…クロ、替わりに志摩の側に行ってやってくれよ。
寂しくさして、ごめんな。
(EZ)
うぁあぁぁあちょ、待、違う悪いageてなんだsageであぁあああ

すみ、ま、せん

でした…orz

うぁあ何やってんだ俺!ばか!奥村ばか!!
志摩になんていやいいんだ俺、恥ずか死ぬ…

駄目だ今ので絶対熱上がった…寝よ…


すみませんでした…
(EZ)