俺の嫁さんへ

はやくはやく、はやく帰ってきて。
今ピロリンって携帯が鳴って、こんな早くに志摩なはずあらへんけど、仕事はよ終わった可能性もあるし…ってどきどきしてメール開いたら、
700万円があなたに当選しました！！
やて…。
いらんわ！！あほか！！
700万より、志摩に頭撫でてもろうた方がええ…。

俺な、めっちゃ志摩んこと好きやわ。でも、俺だけ好きなんやないかって、不安や。嫌いにはなってなくても、作業みたいになっとるんちゃうかって。
やから、志摩がきゅんてするようなこと言いたいししたい…けど、そんなん分かったら苦労せんわなぁ…。

もし、俺の坊かも、とか思うても絶対言うなや？間違っとったらはずいで？
当たっててもちゃうって言うけど。


れんぞう、あいしとる。

志摩のあほ。絶対忘れとる。
俺は、ちゃんとメモして、近くになったらそわそわしとると思う。…志摩は、ちゃうねんな。やっぱり、俺ほど好きやないんやなぁて、思うてまうわ。
でもな、言う勇気もないねん。そこまで干渉せなあかんの？とかおもわれたらいややん。めんどいっておもわれるんもいやや。
あー…次の休み聞くんも怖なってもうた…。