1 勝呂

しま

志摩すき、すき、すき。
ほんまはめっちゃすきやねんで。
せやから、腹立つねん。寂しゅうさせんて、約束したやないか。阿呆、ど阿呆。
でもこんなんで、拗ねてまう自分がほんま嫌や。すぐ寂しなってまう自分が嫌。志摩かて、色々あるて分かっとるんに。さっきもまた、意味分からんこと言うて切ってもうた。志摩、おろおろしとったけどいつかキレへんやろか。
自分から寝るって言うて切ったんに、ほんまはもっと話したくて仕方ない。もう俺なんなん、阿呆やろ。
なぁ志摩、すきやで。ここでくらい、言うてもええ?
(i)
2 志摩
怒ってるのんは分かりましたよって、なんやヒントでもないやろか、思て見に来たんですけども。
あー、何ですやろ。……顔から火ぃ噴きそうや。坊のあほ。

しばらくちょぉっと忙しなるし、全然寂しがらせんのは無理かも知れん俺で、ほんま堪忍です。
でも、俺は拗ねられんのも、寂しがられんのも嫌やあらしません。
坊が何してもキレません。せやから、すき、てもっと聞かせたってください。俺もすき、やからね。

坊の志摩より。あいしてますえ、おやすみなさい。
(S)
まだ昼間なんに、寂しゅうなってもうた
。はよ会いにきて、志摩。
(Android)
あー、なんなんやろ。阿呆みたいや。俺きもいなぁ…
今日は話せるて思ったんにな…。
お前は、寂しかったら意地張らんで言えて言うけど、ほんまに寂しいときに限って、言えへん。やって俺ばっかり、悔しい。俺ばっかり好きなんやなって思うと悲しなる。そんな理由やけど。
こんなん見られたないけど、どっかに吐き出したい。大分流れとるし、気付かれへんといいんやけど…
もし気付いても何も言うなや。言うたら殴るで。

寝れへんし、音楽でも聴くか…
志摩、なにしとるんやろなぁ。勉強やろか。明日くらい、ちゃんと休みや。
(Android)
……帰ってすぐ仮眠したら、そのままぐっすり、とかそんな理由で、ほんま堪忍です。
俺も今日は話せる思てたから、結果的に嘘ついたことになってしもて。
怒ったはるやろな、とか思って覗きにきたら、ほんま間の悪い俺ちゅうか、あー、……殴らんでくださいよ?

不安にばっかさす俺で、坊がさみしーときにそばに居たれもせんで、すいません。
…謝ってばっかやと、坊もさみしいやろし、…なんやろなぁ、何から言お。
坊のことはむっちゃ好きですよ。…そんで、坊が俺のことむちゃくちゃ好いてくれはってんのも、分かりますねん。
そんで、坊に甘えてしもてんのかなぁ、とは、思とりますんやけど。
そんなんもちろん坊がしんどいやろし、それで坊がおらんくなってしもたら俺もしんどいですよって、
……あかん、眠て日本語が可哀相や…。

坊のことむっちゃ好きや、ってこと、もっと態度なりで示すようにしていきますよって、
愛想尽かさんと、そばにおって。愛してます、竜士さん。
(S)