会話

井戸端会議

作家諸ともじゃ嫌？

そうそう。オレをさらってよ。

何度覚悟して、頓挫したか。でも、キャラクターファーストだよ

サンキュ〜。感謝だぜ実秋。

好きだから、取る。実恒も其れ望んでるし。

実恒は好きだよ。もう迷わない

実秋。好き？

現実にある実話だよ。

普通、忘れて思い出せない処。思い出したりしてな。

私の言霊はね、失われた記憶も取り戻すくらいなの

戻った？！

茉鈴が絶対神だから。でも好きだよ。

…うん。

行こう我が姫。

いや、戻らないよ。

戻れ実秋。

（涙が一粒落ち）

其れが兄が一番嫌なことと分かるから。私が闇に落ちることを兄は望まない！

わたしは兄殺されたから。会社に。でも、わたしは会社に復讐しようとは、思わなかった。

でもわたしは実秋じゃないし、そんな慰め方もしない、厳しい女だよ

かなり、ね。

似てた？

今も貴方は私の想い人です。マスター

私が好きなんでしょ？
昔はそうだった

彼奴は解らないよ。オレの本心もね

どうしても欲しくなったなら、仕方ないじゃないか。

うん

行くよ。

分かんない

違うよ実秋ちゃん、彼は貴方の父親ではないの。

お父さん

うん。

お出で

ん…だって…皆怖い

実秋、不安そうな顔してるね。

不本意なところだと覚えて頂きたい。

貴様！

ま、最後の抱擁かな。

さあ、何をと言われても、言いませんよ。

実恒何した！

……？

…壊れてる。

実秋ちゃん！！

どぉしたの？

悩まない方がおかしいか。

悩まされる自我を持つなら、仕方無いから壊すまで。

私とて不本意なところ。彼女は今が幸せだろうから。

恨みは私にではなく作者にしていただきたい。

どうしてくれようか！

自我はもう、ない。彼女はずっと此の言葉を繰り返すよ。

あと一歩早ければ…

実恒、好き。

実秋、幸せになりなよ。

好きとかうんとか、もうそのくらいしか

彼女はもう、何も語らないよ

彼女は自分を追い詰めて仕舞うくらい追い詰められていた。だから後は自我が破壊すれば…刷り込みが起きるんだ

駄目だ。もう帰って来ない

うん…好き。

大丈夫だよ。実秋。何でもないから。

どぉしたの？

ゲームエンド。
姫は頂いたよ茉鈴。

（パイプをカリカリと噛み）どうしたものか！

あー、実秋たんがまさか実際ああなるなんて想像もつかない

追い詰められている。だから

実秋嬢は自我が壊れ掛けているんだよ

早く見つけないと、実秋嬢の自我が…。

作業所が変わってもか。変わることに成るな。

脳内出血してなきゃわたしは行くの抑えてるよ

実秋ちゃんの事は、仕方無いなぁ。私脳内出血してたから記憶がないのよ

わたしはそう思うから何も言わないの

仕方無いよ。好きな気持ちは誰も止められない。

仕方無いよね。

わたしは構わないんだよ。向こうが嫌なんだろ？

家とかは無いだろうな。どうしようか

そんな簡単なところに閉じ込めないと思う

廃屋のビルとかは？

あ。何にもない。あの子は本気で…

仲ではなく実秋ちゃんがだよ。

其れまでに壊れてなきゃ良いが

ま、あの作者のキャラだから。すぐ見つかる…

其れとも、此のまま放って置けと？

やれやれ。真価を発揮しないといけないか。

茉鈴も作者も知らない何処かに

うん。きっと監禁されるね。

でも実秋はもう帰って来ない気がする

よしなに。

まあ引き受けた以上僕は引き裂くよ。

彼女は彼にとって理想の女な訳だ。けれども、生まれた世界が違うから、引き裂こうとする人が居るんだとおもうがね。

現実と理想の狭間で、人は何を思うのかな？

人は誰かの自由を奪って、笑って過ごしてんだ。

まあ此処まで追い詰めたのは作者だね。

（実秋を抱えて飛び立つ）

ざけんじゃねぇぞ！！（飛び降りる）

だから…さようなら（飛び降りる）

じゃあオレは良いのかよ！

君は愛だよ

あのこの事考えたら、引き裂かれるほど辛いんだもん！

だって、しょうがないじゃん！好きだけど、オレ耐えられない！

其れで良いのかよ！