名前・アズリ
職業・星読み
年齢・２７歳
身長１７０体重６２キロ
星を読む以外には目を封印しなければならないという掟から、普段は黒い布を巻いている。長い黒髪は腰まであり、ゆったりとした三つ編みにして肩にかけているがその瞳はアメジスト色であり、黒目黒髪を至高とする炉国においては奴隷の色と蔑まれている。欧の血が混じっているために鼻は高く目は奥まっている。普段は黒いローブを着て、金色の帯で巻いた青い着物を着ている。誰に対しても丁寧であり、王に絶対的な忠誠をささげている。文官からは「奴隷が奴隷を選んだ」と言われているが、誰に何を言われようが毅然としている。

名前・ゲルト
職業・宰相
年齢２２歳
身長１７３体重６５キロ
黒髪に黒目、家系はたどれば王国創始の４人の英雄まで遡るという由緒正しい血筋であり、新しい国王を「奴隷王」と蔑んでいる。若くして右官と呼ばれる位についている。長い髪は結びもせず腰まで流しており、貴族にしか許されていない赤い耳飾りを見せるために髪を耳にかけている。スラリとした体に白い肌、歳にしては高い位から「女のよう」と揶揄されることが多く、高慢ながらコンプレックスの塊でもあるという矛盾した性格を抱えている。文官らしい深緑の着物を細い赤の紐でまとめ質素な恰好をしているがそれは表だけであり、裏では贅沢三昧な貴族暮らしである。特に茶や食を愛し、各地から珍味を集めている。


名前・ジヴェル
職業・王付き侍従
年齢１５歳
身長１６０体重５４キロ
黒髪黒目の小柄な少年。鼻には薄いそばかすが浮かぶも、愛嬌のある顔をしている。髪はひとつで高い位置に結び、赤く太い紐で束ねている。先々代国王の孫にあたるが、国王が代替わりするたびに全く別の血を呼び込むために王宮での権利は全くない。無知で無力。仕えていても失敗ばかりするが、先々代国王の最後の王命のおかげで殺されることも追い出されることもない。本人はその自覚があり、自信がなく俯いてばかりいる。侍従の色である薄い茶の着物に青の帯を巻いている。


名前・コーヤ
年齢３６歳
職業・近衛兵隊長
身長１８０体重８４キロ
筋骨隆々といった逞しい男。大柄な体の割に軽やかな動きをする炉国一の剣の使い手で、王の前でよく舞を舞うことがある。金の竜が描かれた赤い派手な着物を着、青い帯を巻いている。髪が立つほどの短髪であり、腕には竜の入れ墨がされてある。快活でサッパリとした男であり、誰にでも親しく語りかけることができる。兄貴肌でもあり、慕う兵は多く敵も少ない。庶民にも人気があり、よく色町に降りては遊んでいる風景を見られる。
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上記と同じ